2023.12.6 マニュアルの作り方

【見本付き】操作マニュアルを分かりやすく作る方法や手順、ポイントを解説!

tebikiサポートチーム
執筆者:tebikiサポートチーム

製造/物流/サービス/小売業など、数々の現場で動画教育システムを導入してきたノウハウをご提供します。

更新日:2024年4月5日

操作マニュアルとは、新人からベテランまでの全員が手順/動作を同じ基準で行うための説明書のことです。操作マニュアルには作業の概要や使い方、手順、トラブルの対処法などが詳細に記載されています。

操作マニュアルがあることで、メンバー間での操作のバラつきや誤解を防ぎ、業務の質を均一化することが可能です。特に製造業では、機械やシステムの正確な操作が求められるため、操作マニュアルの存在は非常に重要です。

正確な動作を伝えるためには「誰にでも分かりやすい操作マニュアル」を作る必要があります。そこで本記事では、操作マニュアルを作成するツールや手順、分かりやすくするポイントを見本を交えて解説します。

操作マニュアルは操作方法という「動き」を伝えるマニュアルです動きを最大限分かりやすく伝えるためには、動画を活用して視覚的に伝える方法が効果的です。動画マニュアルの具体的なメリット/デメリット、簡単な作り方は『はじめての動画マニュアル作成ガイド』でご紹介しているので、ぜひご覧ください。

 

目次

【ツール別】操作マニュアル作成方法4選

操作マニュアルは普段使い慣れているツールで作成可能です。操作マニュアルを作る方法をツール別に3つをご紹介します。

  • Word/Googleドキュメントで作る方法
  • Excel/Googleスプレッドシートで作る方法
  • PowerPoint/Googleスライドで作る方法

 

 

Word/Googleドキュメントで作る方法

Word/Googleドキュメントで操作マニュアルを作成する場合、以下の4つの手順を踏みます。

  1. 見出しの活用
  2. 画像や図の挿入
  3. ページの区切り
  4. ヘッダー・フッターの設定

 


見出しの活用

操作マニュアルを作成する際、見出しは非常に重要です。マニュアル化する作業手順は多くの場合、複数の工程に分かれています。見出しを使用することで、それぞれの工程を明確に区切れるため、読み手にとっても理解しやすくなります。

また、WordやGoogleドキュメントの見出し機能を使用すると、後から目次を自動生成することも可能です。WordとGoogleドキュメントで見出しを追加する方法は、以下の画像を参考にしてください。

▼Wordで見出しを追加する方法▼

Wordで見出しを追加する方法


▼Googleドキュメントで見出しを追加する方法▼

Googleドキュメントで見出しを追加する方法

 

画像や図の挿入

操作マニュアルは操作という「動き」を伝えるので、テキストだけでなく写真や図解も頻繁に使用されます。Word/Googleドキュメントでは画像や図の挿入、テキスト間の配置も自由に調整できるため、ある程度分かりやすいマニュアルに整えることが可能です。

WordやGoogleスライドで画像を挿入する方法は、以下の画像を参考にしてください。

▼Wordで画像を挿入する方法▼

Wordで画像を挿入する方法


▼Googleドキュメントで画像を挿入する方法▼

Googleドキュメントで画像を挿入する方法


一方で、写真や図解は作業の一部を切り抜いている形に過ぎません。写真や図解では作業の流れを伝えることはできず、使用者は『どんな手順、過程でこの動作をすればいいんだろう…?』という疑問が生じやすいです。

そのため、作業の流れまで分かりやすい操作マニュアルにしたい場合は、動画を活用することが効果的です。操作マニュアルで動画を活用する具体的なメリット、効果については後述の「動画で操作マニュアルを作る」でご紹介しています。


ページの区切り

マニュアルが複数ページにわたる場合、適切なページの区切りを設定することで読み手が迷わずに情報を探せます。Word/Googleドキュメントの「ページ区切り」機能を使用すると、任意の位置で新しいページを開始できます。

WordやGoogleドキュメントでページ区切りを使用する方法は、以下の画像を参考にしてください。

▼Wordでページ区切りを使用する方法▼

Wordでページ区切りを使用する方法



▼Googleドキュメントでページ区切りを使用する方法▼

Googleドキュメントでページ区切りを使用する方法

 

ヘッダー・フッターの設定

製造業のマニュアルでは、ページ番号や日付、バージョン情報などを記載することが一般的です。Word/Googleドキュメントのヘッダー・フッター機能を使用すると、これらの情報を文書の上部や下部に簡単に追加できます。

Word、Googleドキュメントでヘッダー/フッターを設定する方法は、以下の画像を参考にしてください。

▼Wordでヘッダー/フッターを設定する方法▼

Wordでヘッダー/フッターを設定する方法


▼Googleドキュメントでヘッダー/フッターを設定する方法▼

Googleドキュメントでヘッダー/フッターを設定する方法

 

 

Excel/Googleスプレッドシートで作る方法

Excel/Googleスプレッドシートで操作マニュアルを作成する場合には、以下の2つの手順を踏みます。

  1. シートを分ける
  2. 画像や図の挿入

 


シートを分ける

Excel/Googleスプレッドシートを使用して操作マニュアルを作成する場合、各機械や装置ごとにシートを分けることで、必要な情報にすぐアクセスできるようになります。例えば機械の起動方法、停止方法、異常時の対処法などをそれぞれのシートに分けて記載することが可能です。

ExcelやGoogleスプレッドシートで、シートを分けて作成するイメージは以下の画像を参考にしてください。

▼Excelでシートを分けるイメージ▼

Excelでシートを分けるイメージ


▼Googleスプレッドシートでシートを分けるイメージ▼

Googleスプレッドシートでシートを分けるイメージ

 

画像や図の挿入

Excel/Googleスプレッドシートのセルにはテキストだけでなく画像や図形も挿入できるため、視覚的にわかりやすいマニュアルを作成することが可能です。製造現場での具体的な例として部品の組み立て手順を示す際に、各部品の写真や組み立てる順序を示す矢印などの図形を使用して手順をある程度分かりやすく示せます。

ExcelやGoogleスプレッドシートで、画像を挿入する方法は以下の画像を参考にしてください。

▼Excelで画像を挿入する方法▼

Excelで画像を挿入する方法



▼Googleスプレッドシートで画像を挿入する方法▼
Googleスプレッドシートで画像を挿入する方法


一方、先ほどWord/Googleドキュメントで作成する方法でご紹介したように、操作マニュアルの場合は画像より動画で伝える方が分かりやすいです。操作マニュアルで動画を活用する具体的なメリット、効果については後述の「動画で操作マニュアルを作る」でご紹介しています。


PowerPoint/Googleスライドで作る方法

PowerPoint/Googleスライドで操作マニュアルを作成する場合、以下の2つの手順を踏みます。

  1. シートを分ける
  2. 画像や図の挿入

 

シートを分ける

Excel/Googleスプレッドシートと同様に操作マニュアルを作成する場合、各機械や装置ごとにシートを分けることで、必要な情報にすぐアクセスできるようになります。

具体的な作成イメージは、以下の画像を参考にしてください。

▼パワーポイントでシートを分けるイメージ▼

パワーポイントでシートを分けるイメージ



▼Googleスライドでシートを分けるイメージ▼

Googleスライドでシートを分けるイメージ

画像や図の挿入

PowerPoint/Googleスライドも同様に画像や図形も挿入できるため、わかりやすいマニュアルを作成することが可能です。一方、ここまでお伝えしてきた通り、操作という「動き」を伝えるのであれば動画で視覚的に伝えることがオススメです。

▼PowerPointで画像を挿入する方法▼

PowerPointで画像を挿入する方法


▼Googleスライドで画像を挿入する方法▼

Googleスライドで画像を挿入する方法

マニュアル作成ツールで作る

ここまでWordやExcelといった、身近にあるツールで操作マニュアルを作る方法をご紹介しました。一方でこれらのツールを使用する場合、以下のようなデメリットが生じやすいのでマニュアル作成ツールで作成することをオススメします。

  • 作成者のスキルによって内容の質がバラつきやすい
  • データを社内サーバーや個人PCなどで管理し、データ量を圧迫する
  • 保管の自由度が高いが故に一元管理されず、使いたいときにすぐアクセスできない
  • 実際の活用状況が可視化されない


マニュアル作成ツールで作ることで、上記のようなデメリットを全て解消することが可能です。また、tebikiのような翻訳機能があるツールを用いることで、外国人従業員を多く抱える現場での教育やマニュアル翻訳工数を効率化することが可能です。

tebikiの概要は後ほど詳しくご紹介しているので、こちらをクリックしてご覧ください。

操作マニュアルを作成する基本的な手順

操作マニュアルを作成する流れとして、以下の手順が効率的です。

  1. 誰向けに何の作業をマニュアル化するのか決める
  2. マニュアルに盛り込む内容や項目を洗い出す
  3. 構成を決める
  4. 作業の詳細を記載する
  5. よくある質問(Q&A)を記載する
  6. マニュアルを活用して改善を重ねる
  7. 万が一のために緊急連絡先を明記する


操作マニュアルを作成する手順について、他の記事で解説しているマニュアル作成のステップも参考にしていただくと、より詳しい流れをご理解いただけるので以下の記事もご活用ください。

▼関連記事▼
マニュアル作成『基本のき』5つのコツや手順、作成例やアプリ・ツールを徹底解説!


誰向けに何の作業をマニュアル化するのか決める

操作マニュアルを作成する際、まずは対象となる読者と、何の作業をマニュアルに落とし込むのかを明確にすることが重要です。読者と目的を明確にすることで、マニュアルの方向性も明確になり、効果的なマニュアルを組み立てられます。

製造業の例で考えると、新入社員向けの機械操作マニュアルを作成する場合、内容は基本的な操作方法や安全に関する注意点が中心です。最初の段階で対象者と作業内容を明確にすることで、後の構成や詳細の記載がスムーズに行えます。


マニュアルに盛り込む内容や項目を洗い出す

マニュアルにどんな内容や項目を盛り込むのか洗い出しましょう。ただ操作通りに長文で記載されている場合、読み手は何が必要な情報なのか分かりません。

製造業を例でいえば、機械を操作する際、どの機械にどういう手順で操作するのかが重要になります。時間がない中で操作することを求められるため、読者にとってなにが必要な情報なのか内容や項目を洗い出すようにしましょう。


構成を決める

整理された構成のマニュアルは読む人にとって理解しやすく、実際の業務での活用度が高まります。そのため、マニュアルの構成を整理することは、効果性を高めるために不可欠です。

製造業の例でいえば、部品の組み立て手順や機械の操作手順などを各セクションごとに明確に分け、それぞれの手順の詳細を記載することで、現場の作業員が迷わずに作業を進めることが可能になります。


作業の詳細を記載する

操作マニュアルには、具体的な作業内容を詳細に記載することが求められます。作業の流れや手順を明確にすることで、作業の効率化やミスの防止につながります。

製造業の場合、部品の組み立てラインでの作業の流れや各工程での具体的な作業内容を詳細に記載することで、作業員が確実に正確な作業を行うことが可能となります。


よくある質問(Q&A)を記載する

マニュアル内で想定されてる質問(Q&A)を記載しておくことで読者の疑問が解消されます。読者が操作マニュアルを見ても分からず、独自に調べていては時間がもったいないです。

また、質問(Q&A)を記載しておくことで読者が疑問を聞きに行く時間が減り、作成者は質問に対応する時間が減るため、双方にメリットがあります。そのため、マニュアル内によくある質問(Q&A)を記載することをおすすめします。


マニュアルを活用して改善を重ねる

マニュアルを作成しただけでは望ましい効果が期待できません。最初から100点の操作マニュアルを作ることはできず、実際に使ってみて『この内容が欠けている』『この説明があった方がいいかも…』といったことがあります。

このような現場の声を踏まえて、操作マニュアルは作って終わりではなく改善を重ねていくつもりで作成をしましょう。そのため、操作マニュアルは最初から完璧を目指す必要はありません。

▼関連記事▼
マニュアル作成のコツ:最初から完璧を目指してはいけない6つの理由

製造業の例で考えると、新しい製品の生産ラインでマニュアルに基づいて作業を行うことで、生産効率の向上や品質の安定化を実現できます。また、マニュアルの定期的な見直しや更新を行うことで、常に最新の情報に基づいた作業が可能となります。


万が一のために緊急連絡先を明記する

勤務形態が交代制であれば、夜間帯にトラブルが発生すると誰に連絡をとればいいか分からないというケースがあります。

トラブル発生時でも慌てず迅速に対処するには、マニュアルに緊急連絡先を記載しましょう。


操作マニュアルを簡単に分かりやすくするポイント

操作マニュアルは「伝える」という目的のため、誰でも理解しやすく分かりやすいように作る必要があります。そのため皆さんの中には『簡単に分かりやすくできるコツやポイントはないか?』と考えている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方にオススメできる、操作マニュアルを分かりやすく作るポイントを6つご紹介しましょう。

  • 操作内容を網羅的に記載する
  • 項目が決まっているテンプレートを用いる
  • 操作目的を記載する
  • 危険作業を強調する
  • ベテラン作業員の意見を取り入れる
  • 動画で操作マニュアルを作る


別記事では、マニュアル全般で活用できる分かりやすくするポイントや構成、レイアウトをご紹介しています。以下の記事も併せてご活用ください。

▼関連記事▼
【見本あり】わかりやすいマニュアル作成の5つのポイント。構成やレイアウトは?


操作内容を網羅的に記載する

操作マニュアルの主な目的は、新人からベテランまで正確な作業ができることです。そのため、作業漏れをなくすためにもマニュアルに操作内容を網羅的に記載する必要があります。

製造業の場合、機械の操作方法や安全手順の省略は重大な事故や品質の低下につながる可能性があります。そのため、操作内容は細かく、冗長表現を利用せずに記載することが求められます。

さらに、製品の組み立てラインでの作業手順を記載する際は各部品の取り付け順や使用する工具、注意点などを明確にし、作業者が迷わずに作業を進められるようにすることが重要です。


項目が決まっているテンプレートを用いる

テンプレートであれば、ある程度記入項目が決まっているため、簡単に作成ができます。項目が統一されており、マニュアル作成の担当者によって記載方法が違うことはありません。

テンプレートを探したい方は、別記事内で解説している「定番の業務マニュアル・テンプレート3選」をご覧ください。


操作目的を記載する

操作マニュアルには、単に「どのように操作するか」だけでなく、「なぜその操作をするのか」という目的も明記することが重要です。作業者が操作の背景や目的を把握することで作業方法の理解がしやすくなると考えられます。

製造業を例に挙げると、ある部品を特定の位置に取り付ける理由や特定の手順で検査を行う背景などを知ることで、作業者はその重要性を理解し、作業の質を向上させられます。

また「この作業をより効率的にするにはどこを改善すべきか?」といった提案も考えられるようになります。


危険作業を強調する

操作の中で危険な動きがあれば、作業は強調して伝えましょう。作業中に最優先すべきことは間違いなく「安全」です

製造業の場合、機械の操作や化学物質の取り扱いなど、危険を伴う作業が多々あります。そのため、操作マニュアルでは危険作業を明確に強調し、作業者が十分な注意を払うように促すことが必要です。危険な作業がある場合はマニュアルで強調して可視化するように心がけましょう。

例えば、高温の部品の取り扱いや特定の化学物質の使用方法など危険を伴う作業の際は、警告記号や色を使って強調し、必要な保護具の使用や注意点を明記することで、事故のリスクを低減させる効果が期待できます。

危険作業を強調しているマニュアルのサンプルとして、以下の動画マニュアルが参考になるでしょう。

▼ある食品製造会社のマニュアル:電動リフトバッテリー液補充(音量にご注意ください)▼

(参照:【業界別】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説


ベテラン作業員の意見を取り入れる

操作マニュアルの作成において、実際の現場での経験や知識を持つベテラン作業員の意見やフィードバックは非常に価値があります。ベテラン従業員は長年の経験を通じて多くの問題に接してきたため、ベテラン従業員の知見はマニュアルの質を向上させる上で欠かせないものです。

製造現場では、機械の微妙な操作感や特定の条件下での作業のコツなど、テキストだけでは伝えきれないノウハウが存在します。ベテラン作業員はノウハウを持っているため、積極的に意見を取り入れることでマニュアルをより実用に即したものにできます。

また、新しい作業員がマニュアルを参照する際にベテランのアドバイスや経験談が記載されていると、より信頼性が増し、実際の作業に役立つ情報として受け取ることができます。結果として、新入社員や未経験者も安心して作業を行えるようになります。


動画で操作マニュアルを作る

操作マニュアルでは、正しい手順を流れに沿ってこなすことが求められます。しかし、文字や写真では実際の動きや手順の流れを視覚的に捉えることが難しく、紙やExcelといった文字ベースの操作マニュアルは操作の細かなポイントやコツを伝えきれないことがあります。そこで、動画を活用することで、より直感的に操作方法を学ぶことが可能です。

操作マニュアルではヒト/モノ/機械といったものの動きを伝える必要があります。これらの三次元的な動きは文字や画像といった二次元の情報には落とし込みにくいです。そこで動画を活用することで、視覚的な情報を豊富に伝えられるため、操作の流れや細かなポイントを分かりやすく伝えるのに適しています。

5Gといった高速回線の登場、スマートフォンやタブレットといったデジタル端末が身近なものとなり、動画によるマニュアルを活用できる環境は整いつつあります。新人にとっても、子どもの頃からデジタル端末を介してYouTubeなど動画で情報を得ることに慣れています。マニュアルを使用する人のほとんどは新人のため、社内で動画マニュアルの検討をしてみるのもいい機会かもしれません。

動画マニュアルを活用するメリットやデメリット、実際の作り方は以下の別記事を参考にしてください。動画を活用した操作マニュアルのサンプルを見たい方は、次の章をご覧ください。

▼関連記事▼
・動画マニュアルを活用すべき?導入するメリットとデメリットを解説
・失敗しない動画マニュアルを誰でも簡単に作成する6つのポイント、作成手順や活用事例集


動画による操作マニュアルの見本/サンプル

実際に作成した動画の操作マニュアル見本/サンプルをご紹介します。紹介する動画は、動画マニュアル作成ツールである「tebiki」を使用して作成したものです。

動画マニュアルツールを使用してどのような操作マニュアルが作れるのか?イメージとして参考にしてみてはいかがでしょうか。

株式会社いなげやで使われているサンプル

▼セルフレジ操作(音量にご注意ください)▼

(参照:【業界別】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説

文字や画像ベースでこのマニュアルを作る場合、テキスト情報の整理や写真撮影、マニュアルに落とし込むという複数の工程が発生します。

tebikiで動画マニュアルを作れば、音声の自動文字起こし機能で最初から字幕がある操作マニュアルを作成できるので、手順を撮影するだけで分かりやすいマニュアルが完成します。


画面操作方法の見本マニュアル

▼「操作マニュアル」の記事を探す方法▼

 

今回、私たちのサイトで記事一覧ページから、このページを探す方法をtebikiの画面収録機能で作成しました。動画に〇や矢印、チェックマークのようなスタンプ、一時停止機能を用いることで、強調すべき点を明確にすることが可能です。

この見本は撮影から編集完了まで5分程度で完成しています。動画と聞くと『編集が大変そう…』と感じるかもしれませんが、誰でも簡単に動画マニュアルを作れるのがtebikiの特徴です。


動画で操作マニュアルを作るなら「tebiki」がオススメ

操作マニュアルを分かりやすく作る手段として、動画がオススメということを見本を交えてご紹介しました。動画編集初心者でも、誰でも簡単に動画マニュアルが作成する方法として「tebiki」の活用がオススメです。

ここからtebikiの概要や機能、具体的な導入事例と効果をご紹介します。

動画マニュアル作成ツール「tebiki」の概要

tebikiはスマートフォンやタブレットなどで、マニュアル化したい作業風景を撮影するだけで簡単に動画マニュアルが作成できるツールです。

▼動画マニュアル作成ツール「tebiki」サービス紹介動画▼


音声認識システムが字幕を自動生成する機能や動画への図形挿入機能などが備わっており、分かりやすい動画マニュアルを誰でも作成できます。

また、外国籍スタッフ向けに100カ国以上の言語に対応した自動翻訳機能も搭載されており、多国籍のスタッフがいる現場でも、言葉の壁を感じることなく操作マニュアルの共有が可能です。

さらにtebikiでは「誰が」「いつ」「どのくらい」マニュアルを見たか、業務ができるようになったかが一目で分かる習熟度チェック機能も搭載しているので、教育の効果検証や習熟度の確認も簡単に行えます。

具体的な機能が知りたい方は、以下の「3分でわかるtebikiサービス資料」をご覧ください。



操作マニュアルをtebikiで動画化している企業事例

動画を活用して、わかりやすいマニュアルを整備した事例として次の2社をご紹介します。

  • 大同工業株式会社
  • 株式会社京急ストア


より多くの動画マニュアル活用事例やサンプル動画を見たい方は、別記事「【業界別】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説」か、さまざまな業界/業種の事例を厳選した以下の事例集をご覧ください。


大同工業株式会社

大同工業株式会社は、1933年に自転車チェーンの製造会社として創業し、海外11カ国に拠点を持つグローバル企業です。

大同工業株式会社では、教育のバラつきが原因で業務手順が人によって異なるという我流化が起こり、業務品質のムラやヒヤリハットが増加していました。この問題を解決するため、大同工業株式会社は動画マニュアルtebikiを導入しました。

tebikiの導入により、マニュアル作成の工数が6割削減、教育工数の8割削減が実現し、動画による教育で指導内容が統一されたことで業務標準化にも成功しました。

大同工業株式会社は、tebikiの導入によって業務効率化や標準化、マニュアル整備に成功した好事例です。より具体的な大同工業株式会社の事例を知りたい方は、以下のインタビュー記事もご覧ください。

▼関連記事▼
製造業の技術部門の業務を動画で標準化。教育工数を8割削減し、業務の効率化・最適化も実現。

株式会社京急ストア

株式会社京急ストアは、スーパーマーケット事業、コンビニエンス事業、ドラッグストア事業、ショッピングセンター運営等、京急グループの流通小売業を行っている企業です。

株式会社京急ストアでは外国人の採用数が増加し、言語の壁や文化の違いから従来の教育方法では十分な教育効果を得られませんでした。また、新店舗のオープンや新規採用時には日本語と外国語の両方での教育が必要となり、翻訳の手間や教育時間が増える問題が発生していました。

そこで株式会社京急ストアは、動画マニュアルtebikiを導入しました。tebikiの翻訳機能により、外国語のマニュアル作成や翻訳の手間が大幅に削減され、外国人採用者への教育が効率的に行えるようになりました。

また、トレーナーの人手不足という課題も動画マニュアルの導入により解消されました。従来は、熟練者やトレーナーが直接指導を行う形が主流でしたが、tebikiを使用することで動画を通じての教育が可能となりました。結果として、熟練技の伝達が平等に行えるようになり教育の質も向上しました。

具体的な株式会社京急ストアの活用事例は、以下のインタビュー記事をご覧ください。

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3,000人の従業員に効率よく 精度の高い教育ができるのは「動画」だと考えました。


操作マニュアルの基礎知識

ここまで操作マニュアルの作成方法やコツを網羅的にご紹介しましたが、そもそも「操作マニュアルって何?」「社内マニュアルと何が違うの?」と感じる方もいるかもしれません。

最後に操作マニュアルの基礎知識をご紹介しましょう。

そもそも操作マニュアルとは?

操作マニュアルとは、設備・機器やシステムの操作方法を記載した文書です。操作マニュアルは主に初心者向けに作成されたものであり、一連の流れが分かりやすく記載されています。

操作マニュアルの読者は設備・機器の初心者が多いため、誰でも簡単に理解でき、正しく操作できるよう作成することが重要です。

操作マニュアルと他のマニュアルとの違い

マニュアルについて情報収集をすると、さまざまな種類が出てきて何が違うのか分からない方もいらっしゃるでしょう。そこで、操作マニュアルと社内マニュアル、運用マニュアルとの違いを比較して紹介します。

  • 操作マニュアル:設備や機械の操作方法を伝えるもの
  • 社内マニュアル:業務の流れや目的を伝えるもの
  • 運用マニュアル:システムや機械の理解がある方向けの専門的なもの

 

操作マニュアルと社内マニュアルの違い

操作マニュアルは設備・機器の操作方法を伝えるものであり、社内マニュアルは業務の流れや目的など概要を伝えるという違いがあります。

社内マニュアルの作成方法や管理・運用方法について詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

▼関連記事▼
活用される社内マニュアルの作り方と管理方法は?Web化がおすすめの理由も解説

操作マニュアルと運用マニュアルの違い

操作マニュアルは設備・機器の初心者向けに作られたもので、細かい操作まで読者が理解できるよう記載されています。

一方で運用マニュアルは、運用するシステムや機械の知識と理解がある人向けで専門用語が記載されており、基礎的な作業は省略されるケースがあります。

わかりやすい操作マニュアルで現場改善を【まとめ】

操作マニュアルの作成に際して、Word/GoogleドキュメントやExcel/Googleスプレッドシート、PowerPoint/Googleスライドなどの普段使い慣れているツールを使用すると便利です。

マニュアルを作成する際の流れとしては、まず誰のため、何の作業のためのマニュアルを作成するのかを明確にします。次に、マニュアルに盛り込む内容や項目を洗い出し、構成を決め、作業の詳細を記載します。よくある質問(Q&A)を記載するのもいいでしょう。万が一のために忘れず緊急連絡先も記載してください。そして、作成したマニュアルを実際の業務に活用してみましょう。

また、操作マニュアルを動画で作成する事例も増えています。動画は視覚的に情報を伝えられるため理解が早く、特に外国籍採用が増える中での教育にも効果的です。中でも動画マニュアルtebikiは、動画マニュアル作成ツールとして高い評価を受けており、大同工業株式会社や株式会社京急ストアなど多くの企業で導入が進んでいます。

この記事で紹介したtebikiの資料は無料でダウンロード可能です。「操作マニュアルの作成工数を削減したい!」「教育工数を削減したい!」という方はぜひこの機会にtebikiの資料を以下からダウンロードしてみませんか?

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