2024.8.19 動画マニュアルの作り方

【業界別26社】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説

tebikiサポートチーム
執筆者:tebikiサポートチーム

製造/物流/サービス/小売業など、数々の現場で動画教育システムを導入してきたノウハウをご提供します。

かんたん動画マニュアル作成ツール「tebiki」を展開するTebiki株式会社です。

・動画マニュアル活用の検討にあたり、事例や効果を把握したい
・内製化にあたり、どんなマニュアル動画を作成すれば良いかサンプルを見たい


本記事では、上記のようにお考えの方に向けて、さまざまな現場で使われている動画マニュアルのサンプルと、動画マニュアル活用による効果を業界別にご紹介します。


多くのマニュアル動画サンプルと事例をご紹介しますので、「まずは同じ業界の事例とサンプルを見たい」という方は、以下のリンクより該当部分をクリックしてください。記載がない業界の方は、目次側に該当事例がないか画面をスクロールしてご確認ください。


目次(クリックして見たい箇所へジャンプできます)

動画マニュアルの導入が進む背景や活用シーン、おすすめの業界や会社

動画マニュアルの活用事例やサンプルをご紹介する前に、なぜ今動画マニュアルの導入が進んでいるのか?注目を集める背景や活用シーン、導入をおすすめできる業界や会社の特徴について解説します。

動画マニュアルの導入が注目を集める背景

スマートフォンやタブレット等のデジタル端末の普及

動画マニュアルの導入が注目を集める背景には、作業現場にスマートフォンやタブレットといったネットワークに接続ができる端末を持ち込めるようになったことが大きいです。製造現場を例に挙げると、以前まではヒトやモノ、機械といったあらゆるものが動くだけでなく、温度/湿度の変化の大きさ、粉塵が舞う現場などパソコンなどを常設することが難しい環境でした。

しかし4G/5Gといった高速回線につなげる小型のデバイスが普及したことで、知りたいことがあればその場で調べて情報にアクセスできることが可能になりました。

4G/5Gといった高速回線につなげる小型のデバイスが普及

 

文字情報では『動き』は分かりにくい

通常のマニュアルでは主にテキストと画像の情報で作成されていますが、動きが伴う作業はどのように動かせばいいのかイメージがしにくいです。皆さんもPCやツールの操作方法が記載されている社内マニュアルで、文章や画像を見ながら進めても「分かりにくい…」と感じた経験はあるのではないでしょうか。

動画であれば一連の作業を撮影することで、どのような流れで動けばいいのか視覚的に理解することが可能です。特にこれから新入社員として入ってくるような若手は、学生の頃から自らのデバイスを介して動画に触れてきている世代です。私たちにご相談いただいた企業の方より、現場の新人から「未だに紙なんですか…?分かりにくいですね…」というコメントが多くなっているというお声も頂いたことがあります。

このような理由から、ビジネスにおいて動画マニュアルの導入が注目を集めています。

 

動画マニュアルのメリットとデメリット

事例・サンプルとあわせて確認してもらいたいのが動画マニュアルのメリットとデメリットです。紙マニュアルで十分対応できている業務をあえて動画にする理由はありません。

▼動画マニュアルのメリット

  • 文字や写真で表現できない三次元的な動きを伝えられる
  • 人や時間といったリソース/コスト削減につながる
  • 教育内容のバラつきがなくなる
  • 言語の違いで理解度が左右されない
  • いつどこでも業務内容を確認できる

 

▼動画マニュアルのデメリット

  • 動画編集ツールを使いこなすのが難しい
  • 作成者によってマニュアルの質が左右される
  • 閲覧状況や内容の習熟度合いを可視化できない
  • マニュアル管理に負担がかかる


メリットとデメリット、それぞれの具体的な内容は以下の記事で詳細に解説しているのでこちらをご覧ください。

関連記事:動画マニュアルのメリットとデメリットは?事例から学ぶ導入の効果

社内向け動画マニュアルの活用シーン

ここで、具体的にどのようなシーンで動画マニュアルが活用されているのか、簡単にご紹介しましょう。

製造業や物流業、サービス業といった「動き」が伴う業務手順

動画マニュアルは「動き」が伴う業務ノウハウを伝えるために活用されます。

製品の組立手順やフォークリフトの操作方法、接客の対応方法といった内容はすべて「動き」にまつわるノウハウです。皆さんも、機器の説明書を読んだりするケースがあると思いますが、文字を読んでスムーズに理解できたケースは少ないのではないでしょうか。

動画マニュアルは、文字や写真といった二次元的な情報や口頭では理解しにくい、動きが伴う業務を伝えるシーンでよく活用されています。


営業関連の研修

動画マニュアルは営業に関する研修でも活用が可能です。営業の場合、取引先との商談時にどのような流れや受けごたえをするべきか、動画で伝えることで新人は理解しやすくなります。

たとえば文書マニュアルで「お辞儀をする」とあったとしても、具体的にどれくらいの角度でするべきかイメージがしにくいです。動画マニュアルを活用することで、新人はどれくらいの角度でどれほどの時間お辞儀をすべきか理解しやすくなります。

また営業の場合、新人教育をOJTで行うケースも少なくありません。

一度、正しい手順や内容で動画マニュアルを作成することで、『まずはこの動画マニュアルを見ておいて』と、先輩写真の負担を軽減しつつも教育を行うことが可能です。

社内ツールのチュートリアル

動画マニュアルは、コピー機のような社内機器やデジタルツールの使い方といった動きを伝える手段としても有効です。

たとえば新人の入社時や社内ツールを新たに入れ替えるといった際、担当者や担当部門に使用方法の問い合わせが集中します。それぞれの問い合わせに対応すると、担当者は定常業務を進めることができず業務負荷が発生する恐れがあります。

動画マニュアルでチュートリアルを整理しておくことで、自発的に確認を促したり、質問があった場合に『この動画マニュアルを確認してください』と、1アクションのみで問い合わせ対応が可能になります。

 

動画マニュアルがおすすめの業界・会社の特徴

動画マニュアルの導入先はOJTをしている会社がおすすめできる対象となるので、どの業界/業種においてもOJTを動画に置き換えることができます。中でも顕著な導入効果が出ている業界は、小売業、製造業、流通業、介護事業や飲食業などのサービス業、いわゆるデスクレスワークです。このような業界の業務のノウハウは「動き」です

この「動き」を伝えやすくするのが動画マニュアルです。あなたが動画にしようと考えている業務はこの「動き」が大切でしょうか。自社のマニュアルを動画マニュアルにするかどうかの1つの基準として参考にしてください。

「動き」は動画で視覚的に伝える
ここまで、動画マニュアルの活用シーンや親和性が高い業界についてご紹介しました。まとめると、動画マニュアルは「動きが伴う業務の教育」に効果的です。

具体的な動画マニュアルの効果は、以下のガイドブックで詳しく解説していますので、ぜひこの機会にご活用ください。次章からは、実際の動画マニュアル事例やサンプルを業界別にご紹介していきます。

>>「動画マニュアルで現場の教育をかんたんにする方法」について見てみる

製造業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

製造業は特に「動き」を伝えることが大切な業界です。製品の品質不良や現場の労働災害を防ぐためにも、従業員には作業工程の手順や安全性への深い理解が求められます。理解を促すためにも、集合型の研修やOJT、マニュアルや作業手順書による教育を行う場面が多いでしょう。

動画マニュアルは、紙などの文書マニュアルよりも、必要な箇所を繰り返し再生して習熟度を上げられるため、製造業は動画マニュアルのメリットを実感しやすいでしょう。また、外国人作業員が在籍している企業もあるため、動画マニュアルの視覚的な情報によって理解度を深められます。

製造業で動画マニュアルを活用すべき理由や効果は、以下の参考資料でより具体的に解説しています。メリットをご理解いただいたうえで、この後にご紹介する活用事例やサンプル動画をご覧いただくと導入効果をより実感いただけます。

以下のリンクをクリックして、参考資料も併せてご覧ください。

>>「製造業で動画マニュアルを活用すべき理由」を読む

 

製造業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

ここから製造業において、工場などの実際の現場で使われている動画マニュアルの活用事例を5社ご紹介します。こちらでお見せするサンプル動画17本は、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。

  • 児玉化学工業株式会社
  • 株式会社松田電機工業所
  • サラヤ株式会社
  • 株式会社七星科学研究所
  • 新日本工機株式会社

 

児玉化学工業株式会社

児玉化学工業様は自動車部品、住宅設備などのプラスチック成形品を手掛ける製造業です。従業員比率として外国人の方も少なくなく、現場ではスペイン語、ポルトガル語、中国語、ベトナム語など、様々な言語が飛び交う多国籍企業です。

 

【事例・サンプル】ヤスリでバリをとる(音量にご注意ください)

どの穴にバリがよくできやすく、ヤスリでとらなくてはいけないのかが動画を見ると一目瞭然です。また、ヤスリの使い方も、穴の奥まで差し込まないといけないのがわかります。さらにテロップで爪にヤスリを強く当てすぎると折れてしまうことも注意喚起できます。

スマートフォンで撮影するだけ動画マニュアルが作成できますが、これを紙マニュアルにするとなるとどの穴なのか、ヤスリをどう説明するのかを考えながら、複数の外国語にも対応しなければなりません。動画の字幕は日本語ですが、tebiki上で動画マニュアルをご覧いただく場合は100カ国移譲の言語に自動翻訳が可能です。

 

【事例・サンプル】ドリルで穴のバリをとる(音量にご注意ください)

動画でドリルの使い方が明確に理解できるかと思います。これも紙マニュアルでは説明しにくい部分かと思いますが、動画マニュアルならマニュアルの作成はわずか約10分程度です。

動画と聞くと『編集が難しそう…』と感じるかもしれませんが、tebikiの編集画面は現場の教育に必要な機能を厳選しているので、非常にシンプルで分かりやすく動画編集初心者の方でも感覚的にお使いいただけます。

 

【事例・サンプル】ボルトを入れホットメルトでとめる(音量にご注意ください)

似ている穴がいくつもあり、どの穴にボルトを入れるのか、ホットメルトをボルトと穴の隙間を埋めるように入れなければならないこと、またホットメルトを詰める量など言葉で伝えにくい動きが動画マニュアルなら一目瞭然だとご理解いただけるかと思います。

 

【事例・サンプル】穴を不織布で塞ぐ (音量にご注意ください)

動画マニュアルであれば、不織布で塞ぎ方、ウレタンを貼る時の力加減など微妙なニュアンスや動きが伝わりやいということがわかるかと思います。


【事例・サンプル】カバーサイド組み立て(1)(音量にご注意ください)

品番を確認し記入する際、どこの番号を見ればいいのか動画であれば迷わずに確認することが可能です。また、ワッシャーを取り付ける作業時にはカメラを手元に寄せて撮影することで、どのようにして取り付け作業を行っているのかが分かりやすく伝わります。

 

【事例・サンプル】カバーサイド組み立て(2)(音量にご注意ください)

上記の「カバーサイド組み立て(1)」でご覧いただいた業務の続きにあたる動画マニュアルです。『同じ業務なら1つにまとめた方がいいのでは?』と思うかもしれませんが、マニュアル化している工程で変更があった場合、一部の工程変更のために動画マニュアルを改めて作り直す手間が発生してしまいます。

同じ業務でも工程別に動画マニュアルを作ることで、万が一の時に作り直しの手間が省ける効果的な作り方のサンプルです。


ここまで、児玉化学工業様の工場で実際に使われている動画マニュアルのサンプルを6本ご紹介しました。児玉化学工業様ではtebikiによる動画マニュアルを導入したことで、以下のような効果につながっています。

  • 作業手順書の作成工数が紙の1/3まで削減
  • 手順不遵守が9割近く減り、作業ミスによる不良が大幅に減った


より詳細な児玉化学工業様の事例を知りたい方は、後述の「製造業におけるtebikiを導入した事例と効果」をご覧ください。

 

株式会社松田電機工業所

次に紹介するのは、自動車の内装に使用されている部品などを製造している松田電機工業所様の動画サンプルです。「創意と改善」をモットーに、組付(Assembly)作業の装置化・自動化を取り入れ、バラつきのない高品質の製品をワンストップで提供できるのが同社の強みです。

【事例・サンプル】パイプの面取り方法(音量にご注意ください)

この動画サンプルは、作業が入る前に赤枠で注目するべきポイントを指し、数秒停止して、見る側のペースと理解度をよく考えて作られています。また、「寄り」と「引き」のバランスが良く、手元の作業や動きが見えやすく、非常に参考になる動画サンプルです。

動画で用いられていた赤枠のような図形、一時停止機能はtebikiの編集機能の一部で簡単に使用することが可能です。

 

サラヤ株式会社

50年以上も販売を続けているロングセラー商品「ヤシノミ洗剤」をはじめとして、欧米、アフリカなど世界各地で日用品・消費財をつくっているサラヤ株式会社様でも動画マニュアルを活用しながら高い水準で業務品質を守り続けています。

【事例・サンプル】底ラベルの貼り方(音量にご注意ください)

ラベルを綺麗に貼るためのポイントは、動画を一時停止、字幕、音声、イラストで使うことで情報を補完することで、受講者が大切なポイントだと直感的に理解できます。まさに動画マニュアルの見本ともいえる動画サンプルといえます。

【事例・サンプル】正面ラベルの貼り方(音量にご注意ください)

ラベルを正確に貼るための「ガイド」の使い方、ラベルを貼る時の手指の動きにイラストを追加し、より動きのコツがわかりやすくなっています。また、悪い貼り方の例もあわせて紹介し、正しい手順、正しい品質レベルが動画を見るだけでわかるようになっています。

 

【事例・サンプル】ポンプ締め(音量にご注意ください)

文字では伝わりにくい「向きの指定」も、動画マニュアルならば一目で理解できます。作業の重要な場面で、一時停止しイラストを追加することで、作業者に「ここがポイントなんだ」と印象づけることができるでしょう。

 

【事例・サンプル】箱入れ(音量にご注意ください)

サラヤ様の丁寧さ、業務品質の高さが動画から垣間見えるかと思います。動画マニュアルの良い点は、見本となるエース社員、ベテラン社員の丁寧かつ正しい手順を社員全員にバラつきなく共有することができ、OJTのようなトレーナー間の教え方の差異はありません。この良さが際立った動画サンプルです。

株式会社七星科学研究所

株式会社七星科学研究所様は、通信機器や産業機器などの各種コネクタの開発製造販売を行っている企業です。コネクタという物理的に大きな部品ではないからこそ、細やかな作業や確認が必要になり、視覚的に分かりやすく伝えられる動画マニュアルがマッチします。

【事例・サンプル】試験サンプルの外観観察方法(音量にご注意ください)

試験サンプルの外観観察は本格的に生産を始める前に行う重要な工程といえます。設計段階でのミスに気づくために、熟練者であれば「どこを」「どのくらいの時間」観察すれば良いか判断できますが、新人作業者だと難しい部分を動画マニュアルで補えています。

【事例・サンプル】寸法測定プラグ1(音量にご注意ください)

文章では「○○部分を測定してください」などの文言でしかフォローできないような場面も、動画マニュアルであれば具体的にどの箇所をどのように測定すれば良いかわかります。もしも、ノギス(測定器)の使用経験がなくても、設定方法や使い方が動画で視覚的にわかるので、新人でも作業への理解度が高まるでしょう。

 

【事例・サンプル】試験機の準備(音量にご注意ください)

現場経験が浅い場合は、マニュアルに機器の名称が書かれていても、どの機器を指しているのか理解できない場合があるでしょう。動画であれば、視覚的に機器の形を理解できるため、新人作業者でもスムーズに準備を行えます。

 

【事例・サンプル】測定方法(音量にご注意ください)

実際の動きを字幕テロップでフォローできており、「動き」と「文章」の2つで理解をサポートできています。また、測定の前段階にあたる拭き取り作業などもわかりやすく解説されているので、業務標準化の一助になっている動画マニュアルだといえます。

 

新日本工機株式会社

新日本工機株式会社様は工作機械や遠心力鋳造管、産業機械の製造/販売を国内外で行う会社です。製品の特性上、お客様のニーズに応えながら機械の製造を行うため、従業員が成長できる環境づくりに力を入れています。その環境づくりの一環でtebikiを活用した動画マニュアル運用を行っています。

 

【事例・サンプル】シールテープの巻き方 ~5つのNG例~(音量にご注意ください)

 

【事例・サンプル】シールテープの巻き方 ~作業「時計回りって?」~(音量にご注意ください)

この2つの動画は、ジョイントの交換方法とシールテープの巻き方を解説するマニュアルです。シールテープを反時計回りで巻いてしまうといった、現場あるあるなミスをNG例として先に見せたうえで正しい手順の動画を見せるという構成にすることで、正しい手順/NG手順どちらの理解も促す効果的な使い方です。

また本動画の音声では、エアダスターなど現場の作業音が聞こえないことにお気づきでしょうか。製造現場では周辺の環境音の影響で話ながらの収録が難しいケースがあります。動画マニュアル『tebiki』には音声上書き機能があり、後から吹き替え音声を収録したり、自動音声による字幕読み上げ機能をかんたんに設定することが可能です。

新日本工機株式会社の具体的な動画マニュアル導入事例はこの後の見出しでご紹介していますので、ぜひこのままご覧くださいませ。
 

製造業で動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

ここまで、製造業の現場で実際に使われている動画マニュアルのサンプルを多数お見せしました。さまざまなシーンで動画マニュアルが活用されていることをご理解いただいたところで、ここからは動画マニュアルの導入効果について事例をもとにしてご紹介します。

今回は、動画マニュアル『tebiki』をご利用いただいている新日本工機株式会社様と、児玉化学工業株式会社様の導入効果をご紹介します。どのような課題を持ち、どのような効果を得られたのかチェックしていきましょう。

 

新日本工機株式会社


▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:新日本工機株式会社様▼

 

導入前の課題

導入による効果

・ベテラン技術者への依存度が高い

・指導者の技量と教え方の違いにより、後戻り作業が発生

・マニュアルの外国語翻訳に膨大な工数が発生

・技術の伝承と可視化が可能になった

・作業標準化を実現し、作業品質が安定した

・海外向けの手順書作成工数が0になった

 

工作機械、産業機械の製造販売などを行っている新日本工機株式会社様は、製造現場が陥りがちな「作業標準化ができていない」ことを問題視しており、対策を始めました。しかし、そこでも課題にぶつかったのです。それが、紙マニュアルの活用の限界です。正確に理解されず認識にばらつきが出る・各国へ展開するマニュアルの翻訳に膨大な工数がかかる。そもそも、紙のマニュアルは読んでもらえない……など。

そこで動画マニュアルtebikiを導入し、文字ベースのマニュアルや手順書を動画に置き換え、導入から1年で1,500本以上の動画マニュアルを作成しtebikiの魅力である「編集のかんたんさ」を実感していただけました。他にもtebikiの導入によって、感じていただけた効果は以下の通りです。

  • 紙マニュアルと比べて、効果的かつ効率的にマニュアル整備ができた
  • 動画によって現場ノウハウの可視化ができ、技術伝承を進められた
  • 動画によって作業の標準化ができ、作業品質が安定した
  • 初めての作業でも、手順やNG例を知ることでスムーズに作業開始できた
  • 新しいルールを現場で浸透させやすくなった
  • ボタン1つで自動翻訳できるため、外国人スタッフへは動画を共有するだけで情報伝達が可能になった

 

より詳細な新日本工機株式会社の導入背景と効果は、以下のインタビュー記事もご覧ください。

関連記事:人が育つ環境づくりとして動画マニュアルtebikiを活用。技術の蓄積と作業品質の安定を実現。

児玉化学工業株式会社

 

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:児玉化学工業株式会社様▼

 

導入前の課題

導入による効果

・外国人従業員の教育

・紙の手順書はあるが活用しきれていない

・社内ルールが不明確になっている

・日本人、外国人問わず社内ルールが浸透

・手順書やマニュアルの作成工数は紙の1/3まで削減

・ルールを見える化して、教える手間を削減

 

児玉化学工業株式会社様は、住宅設備・自動車向けの合成樹脂加工や産業機器の製造などを行っている化学メーカーです。紙の手順書はあるものの、「ほぼ日本語がわからないスタッフも多い」「専門用語が頻出する手順書が理解されない」などという現場教育の課題を感じていらっしゃいました。実際に製品不良が発生したことも……。他にも社内ルールが「暗黙の了解」となっていて、ごみの捨て方さえ分からないという社員さんもいらっしゃったそうです。

 

そこで、膨大な量の手順書を無制限で動画化できるtebikiを導入していただきました。「①外国人の教育」「②紙のマニュアルをわかりやすく動画化」「③そもそもマニュアルがないものを作成」という3つの枠組みのもと、作成計画を引いて、動画の作成を開始されました。そこで、作成~運用で感じていただけた効果は以下の通りです。

  • スマホで撮影~編集するだけで作業書が完成するので、ゲーム感覚で作れる
  • 動画だからこそ、学ぶ側も見るハードルが低く、わかりやすい
  • 自動字幕生成機能などの活用により、手順書作成の工数を1/3まで削減(紙と比べて)
  • 総務関連の業務から製造現場の作業手順・安全指導まで、幅広く活用できる
  • マニュアルの一元管理により、ノウハウの整理・共有ができた
  • クラウド型だからこそ、要望を出せば柔軟に機能改善に応じてくれる


より詳細な児玉化学工業株式会社様の導入背景と効果を知りたい方は、以下のインタビュー記事もご覧ください。

関連記事:手順書作成の工数は紙の1/3になったと思います。動画で作るのはかんたんだし、学ぶ側にもわかりやすいですよね。

以上が製造業における動画マニュアルのサンプルや事例のご紹介です。


『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、製造業だけの動画マニュアル事例を凝縮したガイドブックをご用意しています
。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

食品製造業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

食品製造業では製造業同様に、製品の品質や従業員の安全を重視することはもちろん、「製品の安全性」を意識しながら業務を行う必要があります。そうでなければ、食中毒や異物混入など、食の安全性を脅かす事態が発生する危険性が高まるためです。

そのため安全衛生教育がとても重要な一方で、新人受け入れ時やOJT実施時の教育負荷が大きいことや、動きが伴う業務の手順を正しく理解されず手順不遵守による品質/安全トラブルに繋がる課題を抱えている現場が多いです。

食品製造業では、このような課題を解消する手段として動画マニュアルを活用しています。では、実際にどのような動画マニュアルを作成しているのか?4社の事例とサンプル動画10本をご紹介します。

  • 六甲バター株式会社
  • イセ食品株式会社
  • 株式会社ジャンプ
  • ある食品製造会社の事例


食品製造業をはじめとする、製造分野で動画マニュアルを活用すべき理由や効果は、以下の参考資料でより具体的に解説しています
。メリットをご理解いただいたうえで、この後にご紹介する活用事例やサンプル動画をご覧いただくと導入効果をより実感いただけます。

以下のリンクをクリックして、参考資料も併せてご覧ください。

>>「製造業で動画マニュアルを活用すべき理由」を読む

 

食品製造業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

六甲バター株式会社

「ベビーチーズ」や「6Pチーズ」などの人気商品を生み出すQ・B・Bブランドを持つ六甲バター株式会社様。食品製造業として積極的に食品安全に取り組み、食品安全方針を策定するなど、食の安心への意識が非常に高い企業です。

 

【事例・サンプル】保護具着用(部品アルカリ洗浄・熱湯殺菌作業)(音量にご注意ください)

特定の作業をする際に着用する、保護服の着用方法について解説する動画マニュアルです。製品の品質と安全性を確保している六甲バター株式会社様ならではの、細やかでわかりやすいマニュアルになっています。これで新人受入の際も動画を見るだけで保護服の着用ができるようになります。

 

【事例・サンプル】正しい耐熱手袋の着用(音量にご注意ください)

 

【事例・サンプル】間違った耐熱手袋の着用(音量にご注意ください)

正しい着用方法だけではなく、間違った着用方法も動画化することで、ミスを未然防止することができ標準化をより推進できます。ポイントとなる箇所をよく見せるために、スタンプを活用しているのも習熟を助ける1つになっていますね。シンプルな動画だからこそ内容がストレートに入ってくる事例です。

 

【事例・サンプル】箱詰め作業(音量にご注意ください)

作業の流れを説明する動画ですが、作業途中で発生する注意点をテロップで補足しているため、トラブル対策もできています。熟練者だと感覚で流れるように行う作業でも、細かい手順を動画にすることで、業務の属人化を防げます。

イセ食品株式会社

次に紹介するのは、イセ食品様の動画サンプルです。鶏卵業界において国内最大手で100年以上の歴史がある老舗企業です。外国人社員の教育と品質向上が喫緊の課題であったため、自動翻訳機能があるtebikiを使って動画マニュアルを作成し、導入3カ月間で約200本もの動画を作成し、この課題に取り組んでいます。

 

【事例・サンプル】ロール台車の扱い方(音量にご注意ください)

このイセ食品様の器具の操作、取扱い方法を説明した動画サンプルが優れている点は以下です。

  • NG事例も同時に見せて、事故を再現することで社員に危険性を認識させている。
  • 倉庫内の雑音を編集でテロップの読み上げで上書きし、聞きやすく理解しやすい。


イセ食品様では、動画マニュアルの導入によって、社員の安全教育の徹底と新人教育の短縮化および外国人社員への教育で異なる言語による伝わりにくさという課題を解消することができました。

具体的なイセ食品様の動画マニュアル導入事例と効果は、後述の「食品製造業におけるtebikiを導入した事例と効果」でより詳しくご覧いただけます。

 

株式会社ジャンプ

株式会社ジャンプ様は、1都6県に36店舗を展開する食肉販売専門店です。創業から「食肉を通して食文化の向上に少しでもお役に立ちたい」という想いで経営されており、まさに食肉のプロフェッショナルと呼べる企業です。

 

【事例・サンプル】冷凍スライサカット(音量にご注意ください)

スライサーなどの刃がある機器を使用する際は、ケガに気を付けなくてはいけません。動画マニュアルだと紙マニュアルよりも、機器の正しい使用手順がわかりやすいため、初めて使う人でも迷わずに使用できそうです。OJT後の復習マニュアルとしても有効活用できるでしょう。

 

【事例・サンプル】合挽粗びき準備(音量にご注意ください)

字幕テロップやイラストがないからこそ、まるで隣で実際に作業を見ているかのようなリアルな動画になっています。細かい編集をしなくても、機械の起動から豚肉の投入方法までの動きが視覚的に見れて、紙や文字ベースのマニュアルより分かりやすいことがご理解いただけるでしょう。

熟練者の作業を何度も繰り返し見れることで、実際に作業を行った際のコツや感覚がつかみやすくなるでしょう。動画マニュアルはこのようなコツや感覚が必要な作業の属人化を防げるという効果もあります。

 

【事例・サンプル】豚挽き肉 中(音量にご注意ください)

「なるべく負荷をかけずに」「盛り込みすぎず」など文章では詳細に表現できない感覚的な作業も、動画であれば伝えることができ、品質の安定につながります。さらに、作業のポイントをテロップで補足できているので、細かいニュアンスまで伝えられています。

 

【事例・サンプル】ミンサー組立(音量にご注意ください)

肉の塊をミンチ状にする「ミンサー」という機器の組み立て動画です。組み立て手順を動画で流している中で、コツや注意事項を字幕テロップとして出しているので、初めての方でもスムーズに組み立て作業を行えるでしょう。また、各部品が見える構図になっているので、どの部品を使用すれば良いか、迷うこともありません。

 

【事例・サンプル】ミンサー取外し、清掃(音量にご注意ください)

続いても、ミンサーという機器の取り扱い動画です。機器1つとっても、組み立て・使用方法・清掃方法などさまざまあるかと思いますので、こうして1つずつ動画にまとめることで、見たいマニュアルをすぐに視聴できます。

手順1つ1つに字幕で動きをフォローしてあるので、OJTの時間をぐっと削減できる効果が期待できる動画マニュアルとなっています。「食肉のプロフェッショナル」である株式会社ジャンプ様だからこその丁寧な機器の扱い動画となってますね。

 

【事例・サンプル】洗浄後機器配置(音量にご注意ください)

洗浄が終わった後の部品の配置を示す動画です。マニュアルとして、部品の置き場所を明確に示すことで、次に作業する人がスムーズに始められます。地味な作業に思えるかもしれませんが、こういった整頓が行き届いていないと、生産性の低下を招いてしまいます。動画化することで「細かい作法や整理整頓も大切な業務の1つ」と新入社員にも認識づけられるでしょう。

 

ある食品製造会社の事例

最後に、ある食品製造会社の現場で使用されている機械設備の点検作業と、危険が伴うバッテリー液補充方法を伝えるサンプル動画をご紹介します。

 

【事例・サンプル】ダイサー刃バッチ間点検手順(音量にご注意ください)

ポイントとなる箇所ごとに、動画を一時停止させて注意を引くことで、作業手順をわかりやすく示せています。この1つの動画に、手元のアップの映像や引いた映像、写真が織り交ぜられているので、とてもわかりやすいです。動画マニュアルの閲覧者のことが考えられた、丁寧でわかりやすい見本とも言える動画マニュアルと言えるでしょう。

 

【事例・サンプル】電動リフト バッテリー液補充(音量にご注意ください)

動画の冒頭に注意喚起を促す写真を挿入することで、「この作業は危険を伴うから、より注意深く行わなければいけない」という気持ちにさせてくれます。このように映像だけではなく写真を効果的に使用することで、安全管理が行えます。

 

以上が食品製造業における動画マニュアルのサンプルのご紹介です。今回ご紹介しているサンプル動画は、全て動画マニュアル『tebiki』を活用し現場の方が作成されたものです。より具体的な動画マニュアル『tebiki』の導入事例と効果はこの後の章で詳しくご紹介しますので、ぜひこのままご覧ください。

 

 食品製造業におけるtebikiを導入した事例と効果

ここまで、食品製造業における動画マニュアルの導入事例とサンプルを多数ご覧いただきました。ここから動画マニュアル『tebiki』を導入しているタマムラデリカ株式会社様と、イセ食品株式会社様の動画マニュアルi導入による効果を事例としてご紹介します。

 

タマムラデリカ株式会社

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:タマムラデリカ株式会社様▼

 

導入前の課題

導入による効果

・会社全体としてデジタル化が遅れている(苦手意識が強い社員が多い)

・紙のマニュアルはあるものの、活用されていない

・従業員間や工場間での指導内容に差が生じていた

・マニュアルの翻訳に工数がかかる

・動画マニュアルを作成できる人員が限られている

・マニュアル作成にかかる時間を大幅削減

・かんたんに操作できるため、動画マニュアルを作成できる人員が倍増

・自動翻訳機能により、翻訳工数が削減

 

タマムラデリカ株式会社様は、大手コンビニエンスストアの専用工場として、麺や軽食惣菜などの開発製造を手掛けている食品メーカーです。従来の紙マニュアルやOJTによる人材教育に多数の問題点を感じ、主に「新人・外国籍の社員教育」としてtebikiを導入し始めていただきました。

 

tebikiの導入の決め手となった主な要因は、「紙マニュアルとOJTの課題を克服できる」「簡単に作成できる」「多言語翻訳が可能」という点だったそうです。具体的には以下の効果を実感いただいています。

  • 動画マニュアル作成に1時間/1本かかっていたところ、tebiki導入により15分/1本で作成できた
  • 動画を作成できる人員が3名しかいなかったところ、tebiki導入により20名近くまで増加した
  • 紙マニュアルと比べて、細かいニュアンスが伝わるようになった
  • 動画を見返して復習できるようになり、自学自習が進んだ
  • 学習コストを低く抑えることができた
  • 導入後も定期的にミーティングがあり、運用まで進めやすかった

 

タマムラデリカ株式会社のより詳細な導入事例は、以下のインタビュー記事でご覧いただけます。

関連記事:動画マニュアル作成時間が75%削減!教育体制を強化し、お客様に喜ばれる商品を提供したい

 

イセ食品株式会社

導入前の課題

導入による効果

・日本語が伝わらない外国人スタッフへの教育

・新工場立ち上げや異動に伴う教育の負担

・安全教育とルールの形骸化

・動画で外国人の理解度がアップ

・トレーナー・トレーニーの教育時間を削減

・工場内・工場間での作業標準化と多能工化を推進

 

イセ食品株式会社様は、鶏卵の販売・製造を行う企業です。会社全体で「品質向上」を意識しており、その中で、製造現場の新人教育・工場間でのルールのバラつきなどを課題として認識しておられました。

そこで、tebikiを製造現場の新人教育と多能工化の推進として導入いただきました。実際に感じていただいた効果は以下の通りです。

  • 3日かけていた新人座学研修が、2日間で終えられるようになった
  • 動画により新人社員の理解が進み、早く作業が進められるようになった
  • 様々な言語で字幕が翻訳でき、外国人メンバーに伝わるようになった
  • クラウド型なので他拠点でも使いやすく、標準化を推進できた
  • 機能開発が速く、運用しやすい


より詳細なイセ食品株式会社様の事例を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:導入3ヶ月で動画200本作成。製造現場の作業標準化と多能工化を推進しています。

 

以上が食品製造業における動画マニュアルのサンプルや事例のご紹介です。


『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、食品製造業も含む製造業だけの動画マニュアル事例を凝縮したガイドブックをご用意しています
。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

物流業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

物流業は、主にメーカーなどが生産した商品を消費者まで届ける一連の業務を担っています。ただ商品を運ぶだけではなく、商品の品質を保ったまま保管し、迅速に届ける業界です。


業界の特徴として、現場スタッフが派遣労働者やアルバイト、外国人労働者など多様な方や働き方の方で多く構成されており、短期間で多くの人の入れ替わりが発生します。そのため物流倉庫では作業品質を担保するための新人教育だけでなく、転倒や転落、フォークリフトによる事故などの労働災害を未然防止等するための教育を高頻度で行う必要があります


物流業では、高頻度で発生する入場時教育を、動画マニュアルに置き換えることで効率化する使い方がされています。では実際にどのような動画マニュアルが活用されているのか、4社の事例と12本のサンプル動画を見ていきましょう。

  • 株式会社近鉄コスモス
  • ある総合物流会社の事例
  • 株式会社シーエックスカーゴ
  • 三井物産グローバルロジスティクス株式会社


物流業界で動画マニュアルを活用すべき理由や効果は、以下の参考資料でより具体的に解説しています
。メリットをご理解いただいたうえで、この後にご紹介する活用事例やサンプル動画をご覧いただくと導入効果をより実感いただけます。


以下のリンクをクリックして、参考資料も併せてご覧ください。

>>「物流業界で動画マニュアルを活用すべき理由」を読む

 

物流業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

株式会社近鉄コスモス

近鉄コスモス様は、事務BPO・作業BPO・梱包作業などといった主に8つの事業を中心とした物流企業です。迅速かつ丁寧な作業で物流を循環させるために、動画マニュアルを活用しています。

 

【事例・サンプル】始業前のフォークリフト点検手順(音量にご注意ください)

最初に手順の概要を説明した上で、詳細な動作が確認できるようになっています。ポイントが字幕になっているので、該当手順の際に気を付ければ良いことをしっかりと確認できるでしょう。

 

【事例・サンプル】フォークリフトの基本動作(禁止事項)(音量にご注意ください)

 

【事例・サンプル】フォークリフトの搬送作業(禁止事項)(音量にご注意ください)

物流業に欠かせない、フォークリフトを使用した作業での禁止事項を解説する動画マニュアルです。禁止事項を動画化することで、認識を強くすることができるでしょう。フォークリフトでの事故は、死傷者が出ることもあります。物流業の方は、近鉄コスモス様のように禁止事項を動画にまとめるのがおすすめです。

 

【事例・サンプル】正しいハンドリフト操作(音量にご注意ください)

 

【事例・サンプル】誤ったハンドリフト操作(音量にご注意ください)

正しい操作方法の動画マニュアルでは、操作初心者でもこの動画をもとに正しく扱えるほど一連の流れを細かな部分まで確認できます。一方で誤った操作では、よく見る危険な行為が動画化されており、注意喚起になっています。

ある総合物流会社の事例

こちらではある総合物流会社におけるカゴのロック方法と、なぜやらないといけないのか?実際に起きたトラブルの映像を交えて視覚的に伝えている動画マニュアルのサンプルです。

 

【事例・サンプル】キャスターのロックを忘れると危険!(音量にご注意ください)

 

【事例・サンプル】カゴ台車落下事故(音量にご注意ください)

 

【事例・サンプル】カゴ台車は停めたら必ずキャスターをロック!(音量にご注意ください)

上の3つの動画は、「誤った作業方法」と「NG例によって実際に起きた事故」と「正しい作業方法」を示したものです。このように複数の動画を組み合わせることで、いかに該当の作業が重要かどうかを認識させることができます。事故による危険性も周知させることができるため、安全対策としてこのような構成はとても有効でしょう。

株式会社シーエックスカーゴ

シーエックスカーゴ様は、常温(ドライ)、冷蔵(チルド)、冷凍(フローズン)全ての温度帯で、メーカー引き取り(調達)から納品までの生協物流をトータルで担う物流会社です。

 

【事例・サンプル】ダイヤル式ロッカー(音量にご注意ください)

シーエックスカーゴ様は大規模な物流センターであるため、新人受入機会も多く、その度にロッカーの使い方を何度も何度も説明していました。この動画サンプルの手順内容を紙マニュアルで説明するのはかなり手間がかかりますが、動画なら、「実際にロッカーを操作している様子」をスマートフォンで撮影するだけで、かんたんに「伝わりやすいマニュアル」が作れます。

 

【事例・サンプル】オリコン投入(音量にご注意ください)

食品や日用品を配達する上では、衛星管理に細心の注意を払う必要があり、各拠点における業務品質の向上・業務の標準化はどの物流会社様でも共通の課題です。同社ではオリコンの目視確認だけでなく、臭気確認、旧ラベルの剥がし方など細やかな手順を動画にすることで、誰でも直観的に理解できるマニュアルを作成し、業務品質の向上・業務の標準化に取り組んでいます。

三井物産グローバルロジスティクス株式会社

全世界約35カ国150都市の拠点を中心に流通加工や物流資材の手配、また物流の現場運営から経営企画までをサポートする三井物産グループの総合物流企業です。三井物産グローバルロジスティクス様は倉庫内業務のピッキング、仕分け、包装、出荷などの業務及びその業務に携わる人材の教育を効率的に行うため動画マニュアルを社内で推進しています。

 

【事例・サンプル】商品の包装等作業1(音量にご注意ください)

一見短く簡単な作業かと思われるかもしれません。でも、物流業務においては取引先の商品は常に入れ替えが発生し、新しい業務が随時追加され、1つひとつの作業にあわせて紙マニュアルを作成しなければならず、マニュアルを作成するだけで膨大な作業時間がかかります。動画マニュアル「tebiki」なら、作業を1度撮影するだけで、自動字幕が生成され、100か国以上に自動翻訳されます。

 

【事例・サンプル】商品の包装等作業2(音量にご注意ください)

こちらの動画は別商品の包装作業です。物流企業ならではの取引先の多種多様かつ入れ替えが頻繁に起こる業務で、動画マニュアルによる業務効率化、人材教育は多大な効果を生み出します。


以上が物流業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、物流業で動画マニュアルを活用している会社の導入背景や効果を具体的に解説しますので、ぜひこのまま続きをご覧ください。

 

物流業における動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

物流業の事例として、ASKUL LOGIST株式会社様の動画マニュアル『tebiki』導入のきっかけと効果をご紹介します。従業員数3,000名以上を抱える同社ではどのようにtebikiを導入し、どのような効果が得られたのでしょうか。

 

ASKUL LOGIST株式会社

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:ASKUL LOGIST株式会社様▼

 

導入前の課題

導入による効果

・現場教育の工数がかかりすぎている

・安全教育が浸透しない

・受け手側の解釈で理解がバラつき、標準化できない

・外国人スタッフの理解度が向上

・教育の工数を大幅に削減

・均質化された同じ教育を受けるので業務の標準化に繋がった


ASKUL LOGIST株式会社様は、事業所向け通販企業「アスクル株式会社」100%出資の物流企業として誕生し、EC専門の総合物流企業として物流・配送機能を担っています。障がい者の方や短時間勤務者、外国籍スタッフといった多様な方の採用を積極的に進める中で、標準化と安全教育が課題となっていました。

そこでtebikiを、導入時教育、定期的な安全教育などのシーンで全物流拠点にて活用いただき、課題解決の一助にしていただきました。実感していただいた効果は以下の通りです。

  • 理解がバラついていたところも、動画によって作業の標準化を進められた
  • 動画編集のノウハウがなくても、〇や✕などの図形がテンプレートから差し込めるため簡単に編集できた
  • 自動翻訳機能によって、それぞれ母国語で学習できるようになり、現場への入りがスムーズになった
  • 導入教育に1回あたり2時間かかっていたが、1回あたり30分程度に削減された
  • 安全対策として事故事例を共有し「何が原因」で「どこに注意が必要」か伝わりやすくなった

 

以前は、パワーポイントでマニュアルを作成して、辞書ほどの分厚いマニュアルを大量に作っていた同社。tebiki導入によって、教える側と教わる側ともにメリットを感じていただけた結果となりました。

より詳細なASKUL LOGIST株式会社様の導入背景と効果を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:従業員数3,500名超・全国15拠点で動画マニュアルtebikiを活用!

以上が物流業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。


『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています
。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

サービス/小売業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

サービス/小売業は、消費者であるお客様と接する業種です。

そのため、接客技術やコミュニケーション能力を必要とすることが多いですが、新人スタッフの場合、どのように接客すれば良いかがわかりません。また新人を受け入れる頻度も毎週、毎月に複数名といった形で発生しており、トレーナーの負荷も大きく定常業務の傍らで教育を行うことが難しいです

そこで、現場を想定したロールプレイング動画を研修で使用すれば、OJTなしでも即戦力に育て上げることもできるでしょう。では、実際にどのような動画が活用されているのか、4社の事例と8本のサンプル動画を見ていきましょう。

  • 株式会社いなげや
  • 株式会社かめや
  • 株式会社メティウスフーズ
  • 心幸ホールディングス株式会社


サービス/小売業で動画マニュアルを活用すべき理由や効果は、以下の参考資料でより具体的に解説しています
。メリットをご理解いただいたうえで、この後にご紹介する活用事例やサンプル動画をご覧いただくと導入効果をより実感いただけます。

以下のリンクをクリックして、参考資料も併せてご覧ください。

>>「サービス/小売業で動画マニュアルを活用すべき理由」を読む

 

 

サービス/小売業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

株式会社いなげや

この動画サンプルは、関東を中心に小売業を営む株式会社いなげや様で実際に使われている動画マニュアルの1つです。いなげや様では、レジの操作やお客様の接客などのマニュアルを動画に置き換えることで、社員が好きな時間に研修をどこからでも受けられるにして、社員教育のリモート化・デジタル化を推進しています。

 

【事例・サンプル】セルフレジ操作【ICなしクレジット支払い・領収証】(音量にご注意ください)

この動画サンプルからわるように視覚と聴覚を使って学ぶことでより記憶に残りやすく、現場に出れる一歩手前まで社員のスキルをOJT無しでスピーディに高めることができます。

株式会社かめや

長野県発祥のたこ焼・たい焼の専門店「焼きたて屋」として、主に郊外の商業施設を中心に全国約100店舗を展開する株式会社かめや様。美味しさや、人の温かさがつくり出す幸せは対面販売にあると考え、全ての店舗で高い接客サービスを提供できるよう尽力している企業です。


【事例・サンプル】ご注文(商品欠品時)接客編(音量にご注意ください)

お客様の求める商品が欠品となってしまった際、単に「すみません、現在欠品です」と伝えるだけでは、せっかく商品を楽しみに来店してくださったお客様はがっかりしてしまいます。

この動画サンプルでは「待つことに対してメリットを感じてもらえるような説明」を加えることで、欠品というお客様にとってネガティブな状況を「商品の焼き上がりを楽しみに待ってくれてる状態」へと昇華されていることが、体感的に理解できる内容になっています。

お客様に寄り添った接客をすることで、商品の付加価値を限界まで上げようとする企業努力が分かる良い動画サンプルです。

 

【事例・サンプル】紅しょうが水切り方法(音量にご注意ください)

「シンクの仕切りの上に袋を逆さまに置き」など、この動画サンプルで説明している業務は手順書や紙マニュアルでは表現しにくいものです。正しい作業手順を分かりやすく伝えるために、かめや様では、動画マニュアルを活用した効率的な教育が行われています。

 

株式会社メティウスフーズ

株式会社メティウスフーズ様は、東京都内に10店舗、茨城県・静岡県、都外店3店舗のスタイリッシュモダンなイタリアンレストランを経営しています。食材はイタリアから24時間以内に届いたモッツァレラなどを使ったフードメニューを提供するなど徹底的に品質にこだわっています。


【事例・サンプル】ビールサーバーの洗浄手順1(音量にご注意ください)

ビールサーバーのホースをはずす手順を誤ると事故につながりかねません。機器の電源OFF、ホースの脱着、ガス圧の設定など複数の作業を正しい順番でやる必要があり、動きがない文字だけの紙マニュアルで伝えるのは簡単ではありません。動画マニュアルなら、この動画サンプルからわかるように作業手順だけでなく、ホースの脱着方法などの手の動きを含めてわかりやすく伝えることができます。

 

【事例・サンプル】ビールサーバーの洗浄手順2(音量にご注意ください)

飲食レストランにおける清掃作業は、衛星管理に直結する大切な仕事の一つです。メティウスフーズ様ではこのような大切な作業を正しい手順かつ高い水準で全員ができるよう動画マニュアルを活用することでスタッフ間の業務のバラつき、業務品質の差がないようにしています。

 

心幸ホールディングス株式会社

心幸ホールディングス株式会社様は、企業内売店の運営・企業内食堂の運営・プライベートブランド商品の開発などを行っている企業です。お客様にきめ細やかなサービスを提供するために、研修や教育の1つとして動画マニュアルを活用されています。


【事例・サンプル】飲食店経営と衛生管理(音量にご注意ください)

飲食店経営と衛生管理の関係性を動画で解説しています。このような概念的な内容は文書マニュアルでも作成できますが、長い文章に目を通すのは心理的なハードルが高いもの。しかし、動画であれば見るだけなので、集中力を切らさずに習熟させやすいでしょう。

また衛生管理はとても重要なもので、誰に対しても正しく伝えることが求められます。口頭での教育では伝える人の認識によって内容がバラつく恐れがありますが、動画化することで正しい内容を繰り返し、内容を変えずに伝えることができます。

 

【事例・サンプル】発注1(音量にご注意ください)

発注するという業務1つとっても、「どのタイミングで」「どれほどの数」を発注すれば良いのか新人スタッフの場合わかりませんよね。このように発注業務について動画化すれば、ある程度の情報量でも短くまとめることができます。

 

【事例・サンプル】冷凍ショーケースの清掃(音量にご注意ください)

お客様に清潔な印象を与える必要がある小売業では、清掃も大切な業務の1つです。OJTの場合、指導者が付きっ切りになり教えなければいけない場面でも、動画であればいつでもどこでも清掃方法のレクチャーが完了します。清掃手順だけではなく、清掃完了後の状態も見せることで、どの程度まで吹き上げれば良いかというニュアンスの部分もしっかり伝わります。

 

以上がサービス/小売業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、サービス/小売業で動画マニュアルを活用する会社の導入背景や効果を具体的に解説します。

 

サービス/小売業で動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

サービス/小売業のtebiki活用事例として、株式会社いなげや様と株式会社ハングリータイガー様の導入による効果をご紹介します。店舗の運営にあたり、なぜ動画マニュアルを導入したのか?その背景と効果について見ていきましょう。

 

株式会社いなげや

導入前の課題

導入による効果

・店舗教育の画一化が難しい

・新人に読まれない分厚い紙マニュアル

・感染症拡大防止の観点から集合研修の実施が難しい

・全店舗に同じ内容の教育を提供

・新しい業務のスピーディなトレーニングを実現

・現場スタッフの作業理解度が向上

 

株式会社いなげや様は、一都三県を中心に133店舗を展開している地域密着型の食品スーパーです。店舗によって、規模感や従業員数がバラバラということもあり、それぞれ教育の仕方が微妙に異なっていました。そのことを問題視し、紙のマニュアルで運用を行っていたそうですが、その紙のマニュアルというのが分厚く……情報量に新人さんが引いてしまうことも。

そこで、教育のため急遽タブレットをレンタルしてtebikiを導入し始めてくださることになりました。導入後、実際に強く感じたこととして「伝えたい内容を全員に同じように伝えられる」ということを効果として挙げていただいています。

これまで店舗によって教育の画一化ができていないことが課題でしたが、tebikiによってその課題がすぐに解消。導入後のアンケートでは、「動作の流れの確認がきちんとできた」「何度も繰り返し見ることができて便利」など、プラスの意見が多く書かれていました。

より詳細な株式会社いなげや様の動画マニュアル導入事例を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:133店舗ある小売業の現場で動画を活用。スピーディな店舗教育を実現し、地域に愛されるスーパーであり続ける。

 

株式会社ハングリータイガー

導入前の課題

導入による効果

・紙マニュアルでは業務が伝わりにくい

・動画作成できる人員が限られている

・教育の管理ができない

・動画で業務が伝わりやすくなった

・誰でも動画マニュアルが作成できるようになった

・業務習熟度など教育の管理ができるようになった

 

株式会社ハングリータイガー様は、横浜市を中心にハンバーグとステーキの専門店を12店舗展開しているチェーンレストランです。味はもちろんのこと、セルフサービスの要素は採用しない、ホスピタリティの高さが魅力でもあります。

以前は、紙のマニュアルで教育を行っていましたが、接客における細かい所作や調理手順など人の動きである「業務ノウハウ」の部分が伝わらないという課題があり、動画マニュアルを内製することに。しかし、動画編集は一定のITスキルがないと難しく、うまく動画を活用するには至らなかったそうです。

そこで、1番編集が簡単そうなtebikiを導入し始めることになりました。導入後、編集の簡単さはもちろんのこと、以下の効果やメリットを感じていただきました。

  • 事前に動画を見せることで、現場に出る一歩前までレベルアップさせることができた
  • OJTの時間や回数が減った
  • 普段の調理風景をスマホで撮影するだけで動画が完成するので、マニュアルの作成工数を削減できた
  • 頻度が低い業務も業務手順を確認でき、生産性が上がった

 

より具体的な株式会社ハングリータイガー様の動画マニュアル活用事例を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:マニュアル作成やOJTの工数削減!接客の所作や業務の動きを伝えるには動画がベスト


以上がサービス/小売業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。


『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています
。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

 

宿泊業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

宿泊業は、質の高いサービスや接客を特徴としている企業が多いため、スタッフ1人1人がプロフェッショナルとして従事する必要があります。その分、覚えることや身につけなければいけない作法などが多いです。

そんな宿泊業の研修には、動画マニュアルがぴったり。動画で熟練スタッフの動きやお客様対応を学ぶことで、最小のOJTでも早く現場で活躍できるようになるはずです。では、実際にどのような動画マニュアルが使用されているのか?2社の事例と6本のサンプルをチェックしていきましょう。

  • 株式会社下部ホテル
  • 東急リゾーツ&ステイ株式会社

 

宿泊業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

株式会社下部ホテル

下部ホテル様は創業92年を迎えた老舗の温泉旅館で、施設内にある大浴場や露天風呂の数は県内最大級です。一方で従業員数も約100名在籍しており、館内施設も多数、業務内容も多岐にわたることから、業務の効率化を図るため動画マニュアルを活用して従業員の多能工化を進めています。

 

【事例・サンプル】お部屋の案内(音量にご注意ください)

紙マニュアルでは伝えられない接客時の細かな所作や動作も動画なら新入社員にも伝わりやすく、OJTを繰り返し行わなくても新入社員を即戦力化することができます。また、社内で業務品質が一番高い社員の接客を全社員で共有でき、業務品質の向上及び均一化も期待できます。

 

【事例・サンプル】お布団の敷き方(音量にご注意ください)

お布団を敷くだけといっても、旅館の業務レベルは家庭のものとは違って、細部にこだわった統一的な業務手順があります。紙マニュアルでは伝わらない敷く時の手の動きやシーツや布団の仕上がりの具合も動画マニュアルなら一目で確認することができ、従業員の理解度、業務の定着度にも良い影響が出てきます。

下部ホテル様の具体的な動画マニュアル活用事例と効果は、以下のインタビュー記事でより詳しくご覧いただけます。

関連記事:旅館で動画マニュアルを推進!導入3ヶ月でマニュアルの8割を動画にしました。

 

東急リゾーツ&ステイ株式会社

東急リゾーツ&ステイ株式会社様は、都心を中心に展開する滞在型ホテル『東急ステイ』や会員制リゾートホテルの『東急ハーヴェストクラブ』などの施設運営を手がける企業です。施設ごとに異なっていたマニュアルの統一管理、業務標準化を図るために動画マニュアルを活用されています。

 

【事例・サンプル】視線の定め方(音量にご注意ください)

視線の定め方という接客対応の非常に細やかな部分を、動画で読み上げることによってわかりやすく示しています。こういった細かい部分を文章マニュアルだけで記載すると、細かいがゆえに読み飛ばしが発生して、サービス品質にバラつきが出てしまうこともあります。細かい部分だからこそ動画マニュアルにして、標準化を図ると良いでしょう。

 

【事例・サンプル】清掃チェックインスペクション(音量にご注意ください)

こちらは、実際にOJTをしているかのような動画マニュアルとなっています。適度に動きがあるカメラワークにすることで、「見る人の視点」を演出でき、現場に行ったことがない人でもイメージを持ちやすいです。

このようにチェック項目が多い作業は、文章化すると文字数が膨大になり、見落としが発生しかねません。動画にすることで、熟練者のチェック方法を一連の流れとして見ることができ、習熟度がアップするでしょう。

 

【事例・サンプル】ポーターサービス(メンバー)(音量にご注意ください)

ホテル従業員がチェックインした宿泊客に対して、ホテルの設備などの案内をしている動画です。宿泊客をカメラに見立てて、実際に普段と同じサービスをすることで、どのような口調で・どのようにご案内をしているかがわかります。

動画を見るだけでこのサービスの概要や方法が理解できるので、OJTの工数を大きく削減できます。学習者にとっても動画を見ることで、何度も復習できるのは大きなメリットでしょう。

 

【事例・サンプル】備品の貸し出し(音量にご注意ください)

電話対応をデモンストレーションすることで、どのように対応すれば良いのか動画で学習できます。この動画の工夫されている点としては、一時停止とテロップを用いて注意事項を示しているところです。こうすることによって、学習者に該当箇所が要点だと印象づけられます。

また、どのシーンを見れば良いのか一目で理解できるように、動画の冒頭にマニュアルの概要がわかる画像をつけている点も、学習者のことを考えられていて良いといえます。

以上が宿泊業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、東急リゾーツ&ステイ株式会社様が動画マニュアル『tebiki』を導入した背景や効果を具体的に解説します。

 

宿泊業で動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

宿泊業における導入事例として、東急リゾーツ&ステイ株式会社様をご紹介します。多種多様な業務が存在する宿泊業ならではの課題や目標に対し、動画マニュアル導入の費用対効果はどれほどあったのか?ぜひ参考にしてください。

 

東急リゾーツ&ステイ株式会社

 

導入前の課題

導入による効果

・個人ごとにサービスレベルがバラついている

・施設ごとで作業標準が異なっている

・仕事が属人化している

・マニュアルの統一管理を実現

・業務の標準化、平準化推進、定着に寄与

・従業員の業務負荷低減

・既存労働時間が新たなサービス取組み時間へ転化

 

東急リゾーツ&ステイ株式会社様は、ホテル、ゴルフ場、スキー場、別荘地など全国100を超える施設運営を手掛ける総合運営会社です。2022年4月1日時点で、2,547名の従業員を抱えていらっしゃいます。

同社は、働き方改革による勤務時間の短縮に取り組む中でも、お客様に満足いただけるようクオリティの向上を目指しており、生産性向上策として、従業員の多能工化を目指しています。一方で課題として、個人ごとにサービスレベルのバラつきがあったため、業務の「標準化」と「可視化」を急務として進めることになりました。

そこで、マニュアルが作成しやすく、運用の汎用性が高いtebikiを導入し始めることになったのです。導入後に感じてくださった効果やメリットは以下の通りです。

  • 簡単に動画マニュアルを作成でき「導入後2年で9,000本以上」のマニュアルを作成
  • 施設毎に異なっていたマニュアルを統一管理し、業務の標準化・平準化を実現
  • 従業員の業務負荷の低減
  • 既存労働時間を新たなサービス取組み時間へ転化

 

東急リゾーツ&ステイ株式会社様は、マニュアルの管理・運用のために、tebikiの作成計画表(マニュアルの構成を樹形図のように描ける機能)を活用いただき、上記のような大きな効果を実感いただきました。個人や施設で属人化・業務の質のバラつきが起こっている場合は、同社のようにtebikiで標準化と平準化を図ることをおすすめします。

より具体的な東急リゾーツ&ステイ様の導入背景と効果を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:従業員数2,500人超・全国100を超える施設で業務の平準化と多能工化を推進。

以上が宿泊業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。


『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています
。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

 

建設/設備業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

建設/設備業は、動きのある業務が多いため、動画マニュアルを活用しやすいです。動画マニュアルを用いれば、紙などの文書マニュアルでは伝わりづらいニュアンスまで伝えられるため、現場に出る前の研修段階で、業務内容の概要ややり方をある程度まで掴めるでしょう。

では実際に、建設/設備業の企業がどのような動画マニュアルを活用しているか?2社の事例と3本のサンプルをチェックしましょう。

  • 株式会社横河ブリッジ
  • 管清工業株式会社

 

建設/設備業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

株式会社横河ブリッジ

構造物や建築物の設計、製作、建設などを行っている株式会社横河ブリッジ様は、全国に事業所を抱える企業です。橋梁・保全・土木・建築・精密機器など複数の事業を担っています。

全国各地に事業所があると作業工程のバラつきが生じやすいですが、同社はどのような動画マニュアルを活用してフォローしているのでしょうか。

 

【事例・サンプル】油圧ジャッキ操作方法(音量にご注意ください)

工程が複数ある複雑な作業も、動画マニュアルを見ながらなら熟練者でなくても行えるでしょう。この動画マニュアルの優れている点は以下です。

  • 冒頭に機器のボタン説明があり、機器に不慣れな人でも理解しやすい
  • 工程のポイントを字幕でフォローしたり、一時停止して注視させたりしてわかりやすい
  • 作業者の視線と同じようなカット割りになっており、現場での作業が想像しやすい


このように作業初心者でもわかりやすい動画マニュアルを作成することで、OJTや対面での研修の時間を大幅に削減できます。また、復習の教材としても有効活用できるでしょう。

管清工業株式会社

管清工業様は、建物などの排水設備や公共下水道施設の点検・調査・清掃・補修などを行っているトータルメンテナンス企業です。技能の属人化や滞りがちな技術伝承といった課題を解決するため、動画マニュアルを導入することで、熟練のノウハウを全社に共有することに成功しました。

 

【事例・サンプル】ウォシュレットの脱着(音量にご注意ください)

動画マニュアルなら「ウォシュレットを外す際に押すボタンの位置」や「ウォシュレットをスライドさせる」などが一目瞭然となり、実際に現場で作業をしたことがない人にも、施工方法がしっかりと伝わります。

 

【事例・サンプル】便器の状態確認(音量にご注意ください)

この動画サンプルの業務内容は一見すると簡単に見えますが、紙マニュアルで表現しようとすると「ペンライトで照らして傷がないかを確認する」といった内容にとどまり、「どの部分をどの程度確認すればいいのか」といった大切なポイントが伝わりにくくなってしまいます。動画マニュアルであれば、細かいニュアンスまで伝え切ることができます。

 

以上が建設/設備業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、建設/設備業で動画マニュアルを活用している会社の導入背景や効果を具体的に解説します。

 

建設/設備業で動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

建設/設備業の動画マニュアル『tebiki』導入事例として、管清工業株式会社様と株式会社安藤・間様をご紹介します。

管清工業様では動きが伴う業務のノウハウを伝えるため、安藤・間様では社内システムに関する膨大な問い合わせ対応を効率化するためと、異なる目的で動画マニュアルを活用しています。皆さんの現場ではどんな業務を動画化すると効果的か?イメージしながらご覧ください。

 

管清工業株式会社

導入前の課題

導入による効果

・業務が属人化され、ベテランへの負担が大きい

・技術伝承が上手くいっていない

・現場ごとで作業効率のバラつきがある

・OJTに工数がかかっている

・マニュアル整備しているが活用されていない

・各種工法の共有により作業効率改善

・基礎教育期間が半減

・マニュアル作成工数の半減

・OJTコストの削減

 

管清工業株式会社様は、水道インフラを整備し、点検・調査・清掃・補修などを行っている企業です。安定した状態を保つことで、我々の生活を支えています。

同社が抱える課題としては、1人現場が多いこともあって、技能が属人化し、技術伝承が進んでいないということ。これまで、膨大な数の作業手順書を紙で整備していましたが、管理も運用もうまくいっていなかったそうです。

そもそも、紙のマニュアルだと伝わりづらいという問題があったため、動画マニュアルのtebikiを導入していただき、まずは「新人研修用の動画作成」と「既存の文書マニュアルをtebikiへ移行する」ことから始めていただきました。そこで、感じていただけた効果は以下の通りです。

  • 1日掛かりで作成していたマニュアルが、半日以下の時間で作成できるようになった
  • 動画閲覧によって正しい作業が行えるようになり、作業効率が大きく向上した
  • 現場で分からないことはその場でtebikiで確認するようになり、ベテラン社員の負担が減った

 

管清工業株式会社様は、地下作業をすることもあるそう。tebikiは、オフライン環境下でも動画マニュアルを閲覧できるという点もご好評をいただいています。より具体的な管清工業様の導入背景と効果を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:下水道トータルメンテナンス業務が大幅効率化!現場で使える「技術動画の百科事典」を実現。

株式会社安藤・間

導入前の課題

導入による効果

・システム利用者からの問合せの対応工数が膨大

・使われない、読まれない紙マニュアル

・動画マニュアル内製化の工数が膨大

・動画容量が社内ネットワーク基盤を圧迫

・問合せ対応の工数を約8割削減

・静止画と動画のハイブリッドで運用し、読まれる・理解・しやすいマニュアルに

・動画マニュアル作成の工数が半分以下に削減

・社内ネットワーク基盤への影響を低減


株式会社安藤・間様は、いわゆるゼネコンと呼ばれる総合建設業です。建設現場では、数十社を超える専門協力会社とともに構造物の建設を進めているそう。大規模の構造物となると、協力会社は100社を超えることもあり、作業員の数はその数倍から数十倍となります。

そこで、現場の生産性向上のために、関係者と情報共有できるよう「現場サポートシステム」を開発・展開されました。しかし、そのシステムに関する問い合わせが殺到……。担当者の業務が圧迫されてしまったそうです。tebikiは、そのシステムの操作マニュアルの作成・展開のために活用を開始されました。tebikiを導入したことで感じられた効果は、以下の通りです。

  • 業務を圧迫していたシステム操作の問合せ対応業務が約7割削減
  • 動画で分かりやすく伝えられるため、問合せ対応の時間を大幅に削減
  • 他の動画マニュアルソフトと比較して、動画作成の工数を半分以下に削減
  • シンプルかつ統一的な編集画面のため、マニュアルを簡単に作成、編集できる

 

tebiki導入前は、紙マニュアルで運用を行っていたそうですが、「作成しても読んでもらえない」「浸透しない」といった限界を感じていたそうです。動画マニュアルにすることで、閲覧やノウハウのインプットの心理的ハードルが下がるというのも大きなメリットといえるでしょう。

より具体的な安藤・間様の導入背景と効果を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:建設現場で使用するシステムの「利用者からの問合せ」や「新システムの普及展開」に関わる工数を8割削減!

以上が建設/設備業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。

『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

介護業の動画マニュアル活用事例とサンプル、導入効果

介護の現場では、少しのミスや認識の違いで、利用者の方の健康や生活に影響を及ぼしてしまう可能性があります。そのため、研修やOJTでしっかりと知識や介助方法を身に着ける必要があります。しかし、人手不足である介護業では、OJTの時間が取れないとお悩みの方も多いでしょう。

そんな時は、動画マニュアルを用いた研修がおすすめです。では、実際に介護業でどのような動画マニュアルが活用されているかチェックしていきましょう。

 

 

介護業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

社会福祉法人 若竹大寿会

若竹大寿会様は1,000人以上の職員を抱え、神奈川県を中心に介護老人福祉施設やケアプラザ、クリニックを展開している法人で、若竹大寿会様の業務品質はその高さゆえ、国内だけでなく、中国やタイ、韓国、マレーシア、ドイツなど海外からも視察に来られます。その若竹大寿会様の高い業務品質を支えているのが、動画マニュアルです。

【事例・サンプル】介助者2人でベッドからストレッチャーへの移乗(音量にご注意ください)

この若竹大寿会様の動画サンプルが優れている点は以下です。

  • お客様への細やかな気配り、所作などの動きが動画マニュアルから伝わってくる
  • ナレーションとテロップをうまく活用し、情報量が適量

どちらの点も紙マニュアルでは実現できないものであり、若竹大寿会様は「動きがないと伝わらない」業務を重点的に動画マニュアルを作成し、マニュアルのデジタル化を効率的に進めています。

 

【事例・サンプル】(NG事例)介助者2人でベッドからストレッチャーへの移乗(音量にご注意ください)

若竹大寿会様では、正しい業務手順だけでなく、事故を誘発しかねない誤った業務手順もNG事例として社員に周知しています。あえてNG動画を社員に見せる意図は、マニュアルどおりに正しく業務を行わないと、大切なお客様にケガをさせてしまう恐れがあることを視覚的に訴えることができ、紙マニュアルで教育するよりも社員に危機意識を芽生えさせることができるからです。


以上が介護業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、若竹大寿会様が動画マニュアル『tebiki』の導入背景や効果を具体的に解説します。

 

介護業で動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

介護業の導入事例として、若竹大寿会様が持たれていた課題や導入による効果をご紹介します。tebikiは、新人研修・新施設オープンに向けたマニュアル運用として活用いただいております。具体的にどのように活用されたのか、ぜひ参考にしてください。

 

社会福祉法人 若竹大寿会

導入前の課題

導入による効果

・各拠点でマニュアルとノウハウが異なっている

・新施設オープンに伴う職員研修

・新人教育期間の短縮

・マニュアル作成時間の短縮


若竹大寿会様は、横浜市と品川区で高齢者、障がい者などの方向けの事業を展開しています。同社が抱える課題としては、拠点ごとに仕事のやり方が異なっており、「同じ会社なのに違う会社みたい」になっていたこと。この課題を解決するために、マニュアルの統一を考えました。

ただそもそも、紙のマニュアルは「役に立っているのかわからない」「そもそも見ているのかわからない」といった疑問があったため、動作をわかりやすく伝えられる動画マニュアルを作成しようとなり、tebikiを導入いただきました。

tebikiを導入したことで、これまでは長くて3ヶ月つきっきりだったOJTを、1ヶ月で一人前になるようにしたいと言っていただけるほど、いかに新人教育が効率化できるかを実感いただいています。さらに介護長の方からは、「今まで現場業務で楽になったという経験が無かった。tebikiを導入して初めて、その実感を掴みつつあります」という声もあるように、動画マニュアルを活用することで新人受け入れ時の教育を効率化できることが伺えます。

より具体的に若竹大寿会様の動画マニュアル『tebiki』の導入事例を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:介護技術を動画マニュアルで統一。法人全体で文化を作り上げる!

以上が介護業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。

『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

農業の動画マニュアル活用事例とサンプル動画、導入効果

農業の人手不足問題は深刻です。人手不足の原因の1つに「後継者がいない」ということが挙げられますが、後継者がいないことで先人たちのノウハウや技能を継承できない問題にも直面します。動画マニュアルを活用すれば、今あるノウハウという資産を蓄積することができ、人手を獲得できた際に効果的に技術/技能伝承をすることが可能です。

では、どのような動画マニュアルが活用されるのか、サンプル動画や事例を見ていきましょう。

 

農業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

株式会社くしまアオイファーム

「強い農業はこえていく」を使命に、国内外問わず高品質のさつまいもを出荷するくしまアオイファーム様の動画サンプルをご紹介します。さつまいもの海外輸出シェア日本一を誇る農業法人である同社は、ITツールを駆使し、徹底的に効率化・合理化を進める注目の企業です。

 

【事例・サンプル】さつまいものひげむしり(NG事例)(音量にご注意ください)

この動画は、従業員の安全管理を啓蒙した動画マニュアルです。安全に関わることは、あえてNG事例を見せることで、誤った業務手順を端的に社員に伝えることができます。

 

【事例・サンプル】黄色コンテナをラップでまとめる(音量にご注意ください)

この動画サンプルは、動画マニュアルのメリットが十分に伝わるものになっています。もし、この業務内容を紙マニュアルで伝えようとすると、「コンテナ全体を1周以上ラップで巻く」とあいまいに伝えることしかできません。動画なら、普段の作業をスマートフォンで撮影するだけで「伝わるマニュアル」になります。

 

【事例・サンプル】コニクリッパの中身の補充(音量にご注意ください)

この動画マニュアルは、業務効率化に貢献できた良い事例です。この業務手順を紙マニュアルで伝えようとすると、専門的な部品の名称や細かい手の動きを文字と写真で伝えなければならず、正しく伝えるためには何度も試行錯誤を繰り返すことになってしまいます。動画と紙、どちらの方が効率的かを明確に感じることができます。


以上が農業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、くしまアオイファーム様が動画マニュアル『tebiki』の導入背景や効果を具体的に解説します。

 

農業における動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

農業における導入事例として、株式会社くしまアオイファーム様をご紹介します。同社はtebikiを、全部署(管理部/流通部/生産部/営業部)の業務で活用いただいています。具体的に課題に対してどのような効果を得られたのか見ていきましょう。

 

株式会社くしまアオイファーム

導入前の課題

導入による効果

・マニュアルが完備されていない

・人によって教え方にバラつきがある

・正しい手順で作業できない新人がいる

・入社受入対応の時間が3分の1以下まで削減

・教育担当者ごとの教育方法の属人化を解消

・業務の定着度が上がり、離職率が低下

 

株式会社くしまアオイファーム様は、さつまいもの生産から加工、販売をしている農業法人です。本社は宮崎県串間市にあり、2024年1月現在110名の従業員を抱えていらっしゃいます。

ある時、外国人技能実習生を受け入れることになり、動画マニュアル作成を決意されました。「簡単に作成、管理できて分かりやすいマニュアル」にしたいという想いから、tebikiの導入を決めていただくことに。動画マニュアルを運用してみて、感じていただいた効果は以下の通りです。

  • 新人の入社受入対応に掛かる時間を1/3以下にまで削減
  • 自動翻訳機能により、外国人技能実習生が正しく作業できるようになった
  • 業務の定着度が向上し、離職率が下がった
  • 経験知でしか理解しえない業務を動画で保管し、その後経験がなくても流れを理解できるようになった

 

くしまアオイファーム様のより具体的な動画マニュアル『tebiki』導入事例を知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:農業の現場で動画マニュアルを活用。技能実習生や新入社員への教育コストを3分の1以下に削減。「強い農業」は紙マニュアルを超えていく。

以上が農業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。

『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

 

人材業の動画マニュアル活用事例とサンプル動画、導入効果

ここまでデスクレス領域における動画マニュアル活用事例とサンプルをご紹介しましたが、デスクワーカー領域においても動画マニュアルを活用するケースがあります。特に新人の入社が多い企業において、OJTを効率化する目的で活用されている事例があります。

そこで今回はデスクワーカー領域の中でも、人材業における動画マニュアル活用事例とサンプルをご紹介します。

 

人材業におけるマニュアル動画活用事例とサンプル動画

テンプスタッフフォーラム株式会社

テンプスタッフフォーラム様は、4兆円を超える人材派遣市場において大手の一角を占めるパーソルグループの一員です。テンプスタッフフォーラム様では、業務手順マニュアルにとどまらず、営業マニュアルも動画に置き換え、社員教育の質向上と時間短縮を達成できたとのことです。

【事例・サンプル】訪問営業 商談(音量にご注意ください)

動画マニュアルなら商談時のポイントやヒアリングの手順だけでなく、表情や所作なども新入社員に伝えることができるとおわかりいただけたかと思います。

 

以上が人材業で活用されている動画マニュアルのサンプルです。こちらでご紹介したサンプルは、すべて動画マニュアル『tebiki』を使用して現場の方が作成したものです。次の章では、人材業において動画マニュアル『tebiki』を活用している企業の導入背景と効果をご紹介します。

 

人材業で動画マニュアル『tebiki』を導入した事例と効果

人材業である、株式会社GEEKLY様と株式会社メディカルジョブセンター様の事例をご紹介します。両社ともに新入社員の教育工数などに課題を抱えていましたが、tebikiの導入によって課題解決につながりました。それぞれ違った効果を感じていただいた面もありますので、詳細をチェックしていきましょう。

 

株式会社GEEKLY

導入前の課題

導入による効果

・教え方がバラつき、新入社員の理解度に差が生じる

・新人社員を対象としたOJTの工数が膨大

・教育工数が膨大のため、新人を請け負うチームの目標が未達になる

・指導内容が統一され、業務標準化を実現

・教育工数を7割削減

・教育工数が削減され、会社全体の営業成績が向上

 

株式会社GEEKLY様は、IT・WEB・ゲーム業界に特化した人材紹介事業を行っている企業です。求職者のニーズに合わせて、最適なマッチングを実現しています。

同社が抱えていた課題は、従来のOJT教育です。従来のOJT教育の場合、「教え方のバラつきにより、新人社員の理解度・結果に差が生じる」「教育負担が大きいため、新人を請け負ったチームは目標が未達になる」ということが起きていました。

この課題を解消すべく、動画マニュアルを内製していましたが、運用面で問題が生じたそう……。そこで、作成した動画を集約できるクラウドサービスを探す中でtebikiの導入に至りました。tebiki導入後に感じてくださった具体的な効果は、以下の通りです。

  • OJTの負担軽減でトレーナー教育工数を7割程度削減(年間で換算すると約3,700時間削減)
  • 動画による教育で、指導内容が統一化できた
  • 業務内容や営業品質のバラつきを解消

 

同社は、tebikiを導入して1年で「動画マニュアルを1,300本以上作成」「動画マニュアルの総視聴時間は550時間超」という実績があります(2022年7月13日地点)。これは、株式会社GEEKLY様がマニュアル運用に真摯に取り組んでくださったことはもちろんのこと、tebikiのマニュアルが作りやすく、見やすく、管理しやすいということを物語る実績だといえるでしょう。

より具体的なGEEKLY様のtebiki導入事例は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:年間の新人教育時間を3,700時間削減。トレーナーの教育時間が大幅に減り営業成績も向上!



株式会社メディカルジョブセンター

導入前の課題

導入による効果

・新入社員の教育工数が膨大

・新入社員研修により、日常業務が回りづらくなる

・教え方がバラつき、新入社員の理解度に差が生まる

・研修で教えたフローができていないケースが多い

・研修コストの大幅削減

・研修を動画にすることで、業務に使える時間が増えた

・教え方のバラつきを解消

・新入社員からの基礎的な質問の減少

 

株式会社メディカルジョブセンター様は、医療・介護・保育業界で仕事をお探しの方へ紹介活動を行い、最適なマッチングの実現を目指している企業です。tebikiは、新人社員の研修や全体のレベルの底上げのために活用いただいています。

以前は、新入社員研修をみっちり7日間行っていましたが、社員が入ってくるたびに研修を実施すると、日常業務が圧迫されてしまい負担が大きかったそうです。また、研修担当の講師によって、教え方が微妙に違い、業務理解度に差が出ることもあったとのことです。

そこでtebikiを導入し、動画マニュアルに置き換えたことで得られた効果は以下の通りです。

  • 新人研修を動画にしたことで、研修担当の工数を大幅削減
  • 活躍している社員のノウハウを可視化/共有でき、全体のレベルが底上げできた
  • 動画とOJTを併用することで、メリハリをつけて教育できた
  • 毎月の定例ミーティングによって、運営が継続しやすい

 

同社の採用リーダーの方によると、tebikiの導入によって「いつでも復習できる状態になったので、研修終了直後に完璧に理解できていなくても、繰り返し動画を見ることでどんどん完璧に近づいていく」というのがメリットとのことでした。新入社員の方にとっても、いつでも1人で復習できる環境があるというのは、大きな安心材料かもしれません。

メディカルジョブセンター様のtebiki導入事例をより詳しく知りたい方は、以下のインタビュー記事も併せてご覧ください。

関連記事:新入社員研修を動画化し、負担のかかる「コアノウハウの伝承」に注力!


以上がデスクワーカー領域/人材業における動画マニュアルの活用事例とサンプルのご紹介でした。

『より多くの活用事例を知りたい!』という方には、さまざまな現場/業界における動画マニュアル活用事例を凝縮したガイドブックをご用意しています。以下の画像をクリックするとご覧いただけますので、本記事と併せてご活用ください。

 

 

以上、24社の動画マニュアル活用事例と計64個のサンプル動画を業界別にご紹介させていただきました。では、次に動画マニュアルの導入方法や作成手順を簡単にご紹介します。

 

動画マニュアルの作成は外注と内製どちらがよい?

ここまで多数の事例とサンプルをご覧いただいた皆さまには、ある程度動画マニュアルの有効性を感じていただき『動画マニュアル作ってみようか?』というお考えが少なからずあるのではないのでしょうか。その際に悩みとして出てくるのが、動画マニュアルを外注か内製のどちらで作るべきか?ということです。

 

結論、動画マニュアルの作成は内製で作成を進めることをオススメしています。外注にすることで作成工数がかからないメリットがありますが、外注には以下のようなデメリットが存在します。

  • 動画化する作業のコツやポイントを作業者以外は正しく伝えられない
  • 完成した動画マニュアルが現場で実際に役立つまでには改善が必要
  • 作業手順に変更があった際に追加コストが発生する


そのため動画マニュアルの作成は内製で進める方が長期的に有益となります。内製と代行/外注のより具体的な比較については、以下の記事で詳しく解説しているのでこちらもご覧ください。

関連記事:動画マニュアルの制作は内製と外注/代行どちらがオススメ?

事例企業の支援をするtebikiが考える動画マニュアル作成手順とコツ

本記事をご覧の皆さんの中には、既に動画マニュアルを作成していてサンプル動画を参考にしたいというようにお考えの方もいらっしゃると思います。ここからは、先ほどご紹介した事例企業の動画マニュアル作成を支援している私たちが考える、わかりやすい動画マニュアルの作成手順とコツを凝縮してお届けします

私たちのノウハウを凝縮した資料「はじめての動画マニュアル作成ガイド」もご活用いただくと、より作業手順をイメージしやすくなりますのでこちらもご覧ください。

 

わかりやすい動画マニュアルを作る手順

動画マニュアルをわかりやすく作るためには以下の手順に沿って進めることがオススメです。各手順の具体的なポイントについては「失敗しない動画マニュアルを誰でも簡単に作成する6つのポイント、作成手順や活用事例集」で解説していますので、こちらをご覧ください

  1. ターゲット、目的、ゴールを明確にする
  2. 必要な要素を洗い出す
  3. 構成案の作成
  4. 台本を作成
  5. 必要な機材の準備
  6. 動画を撮影
  7. 動画を編集

 

これから作成を進めようという方は、先にどのツールを活用して動画マニュアルを作るべきかを決めることをオススメします。ツールの使いやすさは勿論のこと、サポート体制やコストなどのバランスを見極めて、自社の課題に適したツールをお選びいただく必要があります

動画マニュアルを作成できるツールの一覧と比較は、以下の記事で解説をしていますのでこちらを参考にツールをお選びください。

関連記事:動画マニュアル作成ソフト10選を比較!選び方、活用事例やサンプルも解説

 

「まずは無料で試してみる」という方は、パワーポイントやGoogleスライドを活用した作成がオススメです。パワーポイント/Googleスライドで動画マニュアルを作成する方法は以下の記事で解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

関連記事:パワーポイントやGoogleスライドを動画マニュアル化する方法と手順

 

すぐマネできる!動画マニュアル活用における6つのコツやポイント

上記では動画マニュアルの作成手順についてお話をしました。

 

ここからは活用時に意識したいポイントやコツについて、普段私たちがご支援している方にお話していることも踏まえて一部ご紹介します。すぐマネできるコツやポイントを中心にお伝えしますので、ぜひ次回の動画マニュアル制作時に取り入れてみてください。

  • カメラのズーム機能は使わない
  • 1本あたりの時間は1分程度にする
  • 最初から完璧なマニュアルを目指さない
  • テロップやナレーションを適度に使う
  • 注目箇所には図や一時停止を用いる
  • 動画マニュアルの保管先は1か所にする

 

カメラのズーム機能は使わない

動画撮影時にカメラのズーム機能を使わない方がよいでしょう。ズームを使用すると画質が粗くなり、結果的に動き/作業内容を解像度高く伝えることができず、結果的にわかりにくい動画マニュアルになってしまいます

また、ズームを用いることで映像のブレが大きくなってしまうため、視聴者の集中力を削ぐ要素となってしまいます。そのため撮影時は「自分の身体を寄せる」ことがコツです。

関連記事:動画マニュアルの作り方:スマホ撮影の5つのコツ「ズームするときは自分の身体を寄せる」


1本あたりの時間は1分程度にする

動画マニュアルを作る場合、1本の尺は1分程度にすることをオススメします。動画の時間が長いと、視聴者視点では情報量が多く業務時間中に見ることが難しくなります。また仮に見れたとしても、集中力が続かず飽きてしまい内容が頭に入ってきません。

作成者視点でも、動画が長いほど編集の手間が多くなってしまうので、1本あたりの尺は短くすることが継続するためのコツです。

関連記事:動画マニュアルの長さは1分がオススメの理由

 

最初から完璧なマニュアルを目指さない

「完璧にしないと役に立たないのでは?」と感じるかもしれませんが、完璧にしようとするあまりデザインなどの見栄えにこだわり出したり、盛り込むべき内容の優先度がつけられなくなり長尺になるなど、作成に時間がかかってしまいます。

マニュアルは作って終わりではなく、完成度を高くするためには「実際に使って改善する」部分が非常に重要です。そのため、まずは6~70%程度の完成度のマニュアルを作り、早く現場で試すことで使用者の声を改善時の参考にすることが結果的に早く完成度の高いマニュアルに到達します。

関連記事:マニュアル作成のコツ:最初から完璧を目指してはいけない6つの理由

 

テロップやナレーションを適度に使う

テロップやナレーションを適度に使うことで、動画マニュアルのわかりやすさが増します。

動画の内容をすべてテロップ化するとわかりにくくなるため、動画の内容を要約するようなイメージで端的に記述することがコツです。また、ナレーションも取り入れることで、動きがある作業は動画で視覚的に伝え、補足的な情報はナレーションで耳から理解するというマニュアルが完成します。

 

注目箇所には図や一時停止を用いる

一連の作業の中には、とくに注目して見てもらいたいポイントが存在するはずです。

そのような部分には矢印といった図形を使用したり、あえて動画を一時停止させるといった工夫で視覚的に注目させることがコツです。

また、外国人の従業員を抱えている場合は、〇ではなくチェックマークを使用するなど、言葉や文化が異なっても意味が通じるものを使用することがポイントです。注目させることが目的なので、見栄えを気にして多用しすぎないように注意しましょう。

 

動画マニュアルの保管先は1か所にする

動画マニュアルの保管先がバラバラの場合、従業員は見つける手間を感じ、自身のPCに複製して保管するようになります。

結果的に、手順変更など動画マニュアルが更新されても気づかずに古い内容を見続けて、ミスが発生する恐れがあります。誰もがアクセスしやすい保管先を決めて、運用することも動画マニュアル活用のコツです。

誰でもかんたんに動画マニュアルが作れる『tebiki』のご紹介

最後のtebikiのご紹介をさせてください。動画マニュアル『tebiki』はスマートフォンでOJTを撮影し、tebikiにアップロードするだけで、字幕が追加され、100か国以上に自動で翻訳することができます。動画マニュアルの事例・サンプルでご紹介した会社においても、外国人社員の比率が増加傾向で、外国人社員への教育に課題を抱えていました。

tebikiで作成した動画マニュアルなら、業務の動きとその外国人社員の母国語を字幕で表示させることができ、スムーズに業務ノウハウを伝えることができます。

社内の紙マニュアルを廃止し、動画マニュアルの導入をご検討の方はぜひtebikiによる動画マニュアルの作成をご検討ください。

クラウド動画教育システムtebiki

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