2024.1.12 動画マニュアルの作り方

【2024年版】動画マニュアル作成ソフト14選を比較!無料ツールや事例も解説

tebikiサポートチーム
執筆者:tebikiサポートチーム

製造/物流/サービス/小売業など、数々の現場で動画教育システムを導入してきたノウハウをご提供します。

更新日:2024/05/21

新人教育などの目的でマニュアルを整備するケースは多いですが、わかりやすさの観点から動画マニュアルを採用する企業が増えつつあります。それに伴い、動画マニュアルを作成できるさまざまなソフト/ツールが開発されていますが、どれを選べばよいかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、選び方のポイントとおすすめの動画マニュアル作成ソフトを14選ご紹介します。動画マニュアル導入を比較したいとお考えの方は、ぜひご覧ください。企業で使用されている動画マニュアルのサンプルや、動画マニュアルを活用している企業事例のご紹介もします。

これから動画マニュアルを作ろうとお考えの方に向けて作成ノウハウを凝縮した『はじめての動画マニュアル作成ガイド』もご用意しています。社員教育の実態から導入方法を網羅的に解説しているので、併せてご活用ください。

 

目次

動画マニュアル作成ソフト/ツールとは

動画マニュアルとは業務手順を説明する「マニュアルを動画にして視覚的にわかりやすくした」ものです。動画マニュアルを効率的/効果的に作成~運用するために、動画マニュアル作成ソフト/ツールが登場しました。

ここでは、作成ソフト/ツールを使用するメリットとデメリットについて解説します。

ソフト/ツールを使用するメリット

動画マニュアルソフトを使用するおもなメリットは、下記の4つです。

  • 効率よく動画マニュアルを作成できる
  • 社内へ共有がしやすい
  • 教育管理まで行える
  • セキュリティ対策を行える など

 

動画マニュアル作成ソフトを使用することで、少ない工数で作成することが可能です。工数をかけずに作成することで、結果的に人的コストを削減でき、生産性の向上にもつながるでしょう。さらに、「作ったはいいが共有できずに形骸化する」「教育進捗が把握できない」といった動画内製のあるある課題も解消できることが多いです。

ソフト/ツールを使用するデメリット

動画マニュアルソフトを使用するおもなデメリットは、下記の2つです。

  • 導入コストがかかる
  • 新しいツールに抵抗を感じる人がいる


ソフトやツールの導入には、コストがかかります。そのため、かかったコスト以上の効果を得られるか不安な方もいるかもしれません。しかし、動画マニュアルソフトを導入することで、動画マニュアルを効率的に作成〜運用を行えるため、
高い費用対効果を得られると考えられます。

また、新しいツールに対して少なからず抵抗を感じる人がいます。そのため、ソフトを選ぶ際は、どんな人でも直感的かつ簡単に使えるツールを選ぶことが望ましいです誰でも簡単に使うことができる動画マニュアルソフトを使用することで、導入後の運用がスムーズに進みます。

パソコンのスキルがない方でも使用できるソフトやツールをお探しの方は、操作の簡単さに重きを置いて開発された「tebiki」がおすすめです。tebikiについて詳しく知りたい方は、以下から詳細をご覧ください。

どこを比較する?動画マニュアル作成ソフト/ツールの選び方

動画マニュアル作成ソフトは様々な種類があり、ソフトによって特徴や機能は大きく異なります。そのため、どこを比較していいか分からない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、動画マニュアル作成ソフト/ツールを選ぶ際に比較すべきポイントを詳しく解説します。

機能

動画マニュアル作成ソフトで、マニュアルを作るプロセスは、大きく分けると「作る段階」「使う段階」の2つになります。この2段階でどのような機能が使えるのかをチェックしましょう。

作成工数を減らせるか

まず「作る段階」においては既存のマニュアル作成工数からどれくらい工数を減らすことができるのかを考えることが重要です。クリエイター向けに作られている動画編集ソフトで動画マニュアルを作ろうとすると、動画のアップロードや編集に時間がかかりすぎてしまい、動画マニュアルの作成が進みません。したがって、以下を選ぶ基準にするとよいでしょう。

  • 誰でも簡単に扱えて、操作が難しくないか
  • ソフト/ツール上への動画アップロードに時間がかかりすぎないか
  • 自動で編集をサポートする機能があるか
    ⇒ 自動字幕生成機能など

 

翻訳機能はあるか

日本での外国人労働者は年々増えており、2023年度10月末時点においては、204万8,675人もの外国人が日本で働いています。日本語に慣れていない外国人は、日本語で説明しても上手く内容が伝わりづらいため、それぞれの言語に合わせた動画マニュアルの作成が必要です。

しかし、日本で働く外国人の国籍は多岐に渡っており、全ての言語に合わせたマニュアルを作成しようとすると膨大な時間がかかります。そのため、外国籍の従業員を抱えている企業やこれから外国人を受け入れる予定のある企業は、翻訳機能はあるのか/翻訳できる言語数はどれくらいあるのかを考慮しながら動画マニュアルを選ぶ必要性があります。

閲覧や管理はスムーズ行えるか

弊社が運営するWebメディア「現場改善ラボ」で実施した、動画マニュアル内製化の実態調査(N=100)のうち【動画マニュアルの活用経験がある(N=43)】かつ【活用がうまくいかなかった(N=22)】と回答した方の内訳を確認すると……動画マニュアル活用がうまくいっていない理由として、「管理方法」と「閲覧方法」で悩む方が半数以上もいることが判明しました。

動画マニュアル作成の取り組みが上手くいっていない理由


動画マニュアルは作成するのがゴールではありません。作成した動画マニュアルをしっかりと運用して教育を効率化・標準化し、
業務のミスを減らしたり生産性を向上し続けることがゴールです。

そのため、動画マニュアル作成ソフト/ツールを検討中の方は、作成した動画の「管理方法」や「閲覧方法」にも目を向けて比較しましょう。以下の内容は比較時の項目としてご参照ください。

  • 動画マニュアルのアップロード本数に上限はあるか?
  • 数百本近く作成したときの検索性はどうなるか?
  • 公開範囲を設定できるか?
  • 更新したら、バージョン管理ができるか?
  • 動画マニュアルの閲覧状況を可視化できるか?
  • オフライン環境下でも閲覧できるか?
  • 早送りやスロー再生ができるか?
  • 5秒スキップなど見たい作業をピンポイントで見返せるか?


加えて、導入後の困ったときにサポートしてもらえるかどうか、
アフターフォローの回数や期間もチェックするとよいでしょう。

価格

動画マニュアル作成ソフトには、主に以下のタイプがあります。

  • ソフトのライセンス料のみのもの(買い切りタイプ)
  • 月額料金を支払うサブスクリプション型のもの


買い切りタイプは、料金を支払ったら永久に使うことができるという反面、購入後に機能面のアップデートが行われず、利便性などが改善されにくい傾向があります。一方、
サブスクリプション型は、毎月固定で費用は発生するものの、ツールによっては高頻度で機能のアップデートが行われます。その結果、使用していく中で利便性が改善され、動画を活用する目的を達成しやすいでしょう。最近では、サブスクリプション型の動画マニュアルサービスも広く普及しています。

▼買い切りタイプとサブスクタイプのメリット/デメリット▼

 

買い切り

サブスクリプション

メリット

・1度購入すれば追加料金なしで使える
・予算管理がしやすい

・初期投資が不要
・登録や解約の自由度が高い
・使いたい期間だけ契約できる
・アップデートによって、機能改善が行われて利便性が高くなる
・無料トライアル期間があるものが多い

デメリット

・初期投資が高くなりやすい
・機能改善のアップデートがされない
 (新機能を使いたい場合、再度購入が必要)

・費用が継続的に発生するため、費用対効果の洗い出しが必要

 

無料トライアル

「無料トライアルがない」ものと、「2週間などの期間でトライアル可能」なものとがあります。

トライアル中には、デモンストレーション画面を見たり、トライアル用のアカウントを発行してもらい、実際に動画マニュアルを作りさまざまな機能を試せたりすることが多いです。実際にソフト/ツールを使ってみないと、操作性や機能性は掴めません。また、自社でどのようなツールを使ってきたかによって従業員の経験値が異なりますから、自社の従業員にとって扱いやすいものかを確認する上でも、トライアルの有無は比較ポイントの1つとなります。

【比較表あり】動画マニュアル作成ソフト/ツール14選

さまざまなソフトの中から、動画マニュアルを作成できるソフトを14個厳選しました。先ほど『動画マニュアル作成ソフト/ツールの選び方』でご紹介した選び方の3ポイント(機能・価格・無料トライアルの有無)に沿ってご紹介します。

2024年1月時点の各ホームページ上の情報のため、最新情報を知りたい方は別途お調べください。

▼動画マニュアル作成ソフト/ツール比較表▼

サービス名

主な機能や特長

参考価格

tebiki

誰でも簡単に作成することができるため、標準的な動画マニュアルを大量に作成することができる。スマートフォン等で撮影した動画をアップロードすると音声認識システムが字幕を自動生成

要問合せ

VideoStep

AIの活用により、動画の作成経験がない方でもパワーポイントのような感覚でノウハウやナレッジを動画マニュアル化できる

要問合せ

VideoTouch

スマートフォンで撮影した動画を簡単にアップロードできる

要問合せ

ABILI Clip

「ABILI」シリーズの他サービスと同時接続できる

要問合せ

Teachme Biz

自動翻訳機能で20の言語に対応

要問合せ

COCOMITE

マニュアル作成におけるコンサルティングサービスを提供

要問合せ

Dojo

Wordやパワーポイントなどの紙マニュアルと動画マニュアルの両方を作成できる

要問合せ

トースターチーム

パソコン画面を音声とともに録画し、マニュアル内に埋め込み可能

要問合せ

iTutor

ボタン1つで編集した内容をPowerPointや動画などの様々な形式に出力可能

380,000万円〜(最低12ヶ月契約)

Dive

AR(拡張現実)を使った体験型マニュアルを作成できる

月額30,000万円~

soeasy buddy

すぐに投稿し共有できる社内コミュニケーション(SNS)機能付き

月額39,000円~

TANREN

営業人材の育成に特化した動画マニュアル

要問合せ

viaPlatz

視聴者・管理者の細かな権限設定が可能

月額50,000円~

shouin+

チェックリストで従業員の評価基準を策定

要問合せ

 

tebiki

tebiki

弊社が提供する現場教育システム「tebiki」は、動きが伴う作業をわかりやすく視覚的に伝えるための動画マニュアルを軸としたクラウドサービスです。

▼動画マニュアル作成ツール「tebiki」紹介動画▼

 

主な機能

・音声認識システムにより動画内の音声を自動で字幕生成
・直感的な操作で、動画シーンのカットや静止など編集が可能
・正しい/間違い/強調など、動画への図形挿入が簡単
・生成された字幕は瞬時に100カ国語以上の言語へ自動翻訳
・レポート機能でいつ誰が何を見ているか活用状況を可視化できる
・テスト機能を用いて、従業員の作業理解度も可視化できる
・動画のアップロード本数はエントリープランでも無制限
・サポートの期間や回数は無制限

価格

価格はご契約プランや発行アカウント数により異なる。プランは以下の3つ。

・エントリープラン
・ビジネスプラン
・エンタープライズプラン

※課題/運用方法/従業員数などといったご状況をヒヤリングさせていただいたうえで、お見積りをお出しします。機能面など各プランの違いについては「動画マニュアルtebikiの契約プラン」のページをご覧ください。

無料トライアル

あり


以下の動画は、tebikiを導入しているイセ食品で実際に使用している動画マニュアルです。同社は、外国人社員の教育と品質向上が喫緊の課題であったため、自動翻訳機能があるtebikiを使って動画マニュアルを作成し、導入3カ月間で200本もの動画を作成し、課題解決に取り組んでいます。

▼動画マニュアルサンプル(イセ食品株式会社)▼


tebikiを活用すれば、このような図形や字幕、ナレーションが入った動画マニュアルを簡単に作れます。tebikiについてより詳しく知りたい方は、以下からサービス概要や導入事例をご覧ください。


VideoStep

VideoStepは、株式会社VideoStepが提供する動画マニュアル作成ツールです。

主な機能

・AIによりパワーポイントのような感覚でノウハウを動画化できる
・動画マニュアルと既存のマニュアルを含め一元管理できる
・日本語を入力するだけで、20カ国語で音声を読み上げ
・「いつ」「誰が」「何秒間」「どの箇所を」見たのか分析するための画面を保有
・階層制限のないフォルダ構造

価格

要お問い合わせ。機能別に以下のプランを用意

・スタート
・ビジネス
・プロ

無料トライアル

あり(2週間)

 

VideoTouch

VideoTouchは、VideoTouch株式会社が提供する動画トレーニングプラットフォームです。

主な機能

・スマートフォンで撮影した動画を簡単にアップロード
・編集は専門の人材がいなくても簡単かつ直観的に操作できる
・AIにより、動画の音声を自動で字幕へ書きおこし
・動画に目次をつけられるため一目でわかりやすく、探しやすい
・テキストやURLなど補足情報も簡単に付与
・個人での視聴状況や動画単位での視聴状況、全体の視聴数など閲覧履歴の確認が一覧で見られる

価格

要お問い合わせ

無料トライアル

あり(オンラインデモ)

 

ABILI Clip

ABILI Clipは、ClipLine株式会社が提供する動画型実行支援システムです。

主な機能

・ABILIシリーズの他サービスと同時導入できる
・生成AIによる自動字幕の付与、1クリックでの英語翻訳
・組織/階層/個人ごとの教育カリキュラム設計
・自己学習へのフィードバックとコミュニケーション機能
・組織管理・学習進捗管理
・テスト/アンケート機能
・導入や運用時にサポート充実

価格

要お問い合わせ

無料トライアル

あり

 

Teachme Biz

Teachme Bizは、株式会社スタディストが提供するマニュアル作成・共有システムです。

主な機能

・PDF出力やQRコードでの共有、タスクとして配信も可能
・アクセスログなどで活用状況を分析
・マニュアルを複数選んで、トレーニングコースを作成できる
・動画のトリミングや字幕の追加、図形やテキストを用いた要点の強調が簡単
・お客様の課題解決に向けて伴走するコンサルティングサービス

価格

要お問い合わせ。機能やアカウント数によって以下のプランを用意。

・スターター
・ベーシック
・エンタープライズ

無料トライアル

あり

 

COCOMITE

COCOMITEは、コニカミノルタ株式会社が提供するマニュアル作成ツールです。

主な機能

・画像/動画/Word/Excelなどが入ったさまざまなタイプのマニュアルを作成、更新できる
・必要な情報は「ココミテ!」リンク機能で素早く共有できる
・電話やメールでのサポート体制
・外部パートナーと連携したコンサルティングサービスを提供

価格

要お問い合わせ。年額制/月額制の以下のプランを用意。

・パッケージプラン
・トリセツパック
・従量課金プラン

無料トライアル

あり(30日間)

 

Dojo

Dojoは、株式会社テンダが提供するマニュアル作成ツールです。

主な機能

・紙マニュアルと動画マニュアルの両方を作成
・マニュアルの自動作成・共有・更新が簡単
・テキストを入力し音声変換ボタンを押すだけで音声に自動変換
・単語の読みやアクセントの位置、イントネーションを調整して登録
・読み上げ、自然な音声が作成できる
・電話とメール、Webサイトからサポート

価格

要お問い合わせ。ライセンス制で以下のプランを用意。

・スタンドアローン
・フローティング

無料トライアル

あり

 

トースターチーム

トースターチームは、noco株式会社が提供するAIマニュアル作成管理ツールです。

主な機能

・パソコン画面を音声とともに録画し、マニュアル内に表示が可能
・画面の録画とともに音声の収録にも対応
・マニュアルは、グループ、フォルダ、セクションによる3つのレイヤーで管理
・ラベル機能で横断検索にも対応
・作成サポートあり

価格

要お問い合わせ。機能やアカウント数に応じて以下のプランを用意。

・ライト
・スタンダード
・ビジネス

無料トライアル

あり(14日間)

 

iTutor

iTutorは、株式会社Blueportが提供している動画マニュアル作成ツールです。

主な機能

・PCの操作を自動的にキャプチャしてスライド化
・PowerPointや動画などの様々な出力形式に対応
・テスト機能

価格

380,000円〜

無料トライアル

あり(21日間)

 

Dive

Diveは、エピソテック株式会社が提供するARを活用した動画マニュアル作成ツールです。

主な機能

・AR(拡張現実)を使った体験型マニュアルが作成可能
・手順書を無制限に作成・観覧可能
・閲覧・チェック結果の一元管理機能
・15ヵ国語の自動翻訳機能

価格

月額30,000円〜

無料トライアル

あり(30日間)

 

soeasy buddy

soeacy buddyは、株式会社soeasyが提供する歯科医院向けの動画マニュアル作成ツールです。

主な機能

・社内SNSですぐに情報を共有できる
・情報体系管理フォルダ機能
・動画マニュアルのシェア
・学習状況の一元管理

価格

月額39,000円〜

無料トライアル

記載なし

 

TANREN

TANRENは、営業人材育成向けの動画マニュアルです。

主な機能

・社員ごとの課題進捗・成長実績の比較
・商談・接客の評価基準の設定
・社員個人の強み・弱点を可視化
・csvダウンロード機能付き

価格

要お問い合わせ

無料トライアル

あり(30日間)

 

viaPlatz

 viaPlatzは、NTTテクノクロス株式会社が提供する法人向け動画配信システムです。

主な機能

・コンテンツごとに、視聴ユーザ/視聴グループの設定が可能
・月単位で視聴ログの確認やCSVを出力
・動画とスライド(資料)を連動させて表示
・動画視聴後に理解度確認テストやアンケートを実施できる
・マニュアルの利用証跡を管理できる
・カメラとエンコーダがあれば、ライブ配信可能

価格

要お問い合わせ。ストレージごとに以下のプランを用意。

・パブリッククラウド
・プライベートクラウド
・オンプレミス

無料トライアル

あり(1カ月間)

 

shouin+

shouin+は、ピーシーフェーズ株式会社が提供するクラウド型eラーニングプラットフォームです。

主な機能

・動画のアップロード/動画情報の入力/字幕の設定の簡単3ステップ
・動画を使用したクイズを出題可能
・コンテンツの活用状況や研修進捗、試験の合格状況などのなデータを可視化
・本社で一括登録されたチェックリストを使用することで、全ての従業員が同じ教育を受けられる
・サービス利用開始までのすべての段階でサポートがある

価格

要お問い合わせ

無料トライアル

あり(1カ月間)

Windows標準ツールでも動画マニュアルは無料で作成できる?

Windows10に標準でインストールされている「フォトアプリ」で動画編集が可能です。動画シーンのトリミングとカット/テキスト入力/BGM追加など、一通りの編集ができるため、無料で動画を内製化したいという方はWindowsのフォトアプリから始めてみると良いでしょう。

フォトアプリで行える動画編集機能や使い方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

▼関連記事▼
Windowsフォトアプリの動画編集機能の使い方まとめ

また、Microsoftのパワーポイントをすでにご使用の方は、パワーポイントで動画マニュアル作成を始めてみるのもおすすめです。パワーポイントには、資料を動画に変換する機能があり、意外と簡単に動画が作成できます。。パワーポイントで動画マニュアルを作成する手順については、下記の記事をご参照ください。

関連記事
解説動画つき!パワーポイントで動画マニュアルを作成する6つの方法と手順、サンプルをご紹介【Windows版】
パワーポイントを活用して動画マニュアルを作成する方法と手順【Mac版】

tebikiが考える効果的な動画マニュアルの作り方は?

人材育成に効果のある動画マニュアルを作るには、次のようなポイントに気をつけて作るとよいでしょう。より具体的な作成手順については、別記事【初心者でも失敗しない】動画マニュアル制作ガイド!コツや事例、作成ソフト比較と選び方を解説』か、以下の動画マニュアル作成ガイドをご覧ください。


準備でのポイント

「マニュアルを見てどこまで理解してほしいか」のゴールを明確にして、動画に盛り込む要素を決めます。動画を作る人が当たり前のように思っている基礎知識と、業務をうまく行う応用知識や注意点など、業務初心者に知ってほしいことを洗い出しましょう。

洗い出したら動画の構成を考え、作業のOK例とNG例は別の動画にするなど割り振ります。そして台本を作成し、ナレーション内容も決めておきます。

撮影でのポイント

台本に沿って撮影します。映画やドラマのような見栄えを目指すのではなく、たとえば「作業する手元のアップ」など業務のことがわかるように撮影することが重要です。

編集でのポイント

一つひとつの動画を短時間に収めつつも、あまりにも展開が早すぎないように注意します。業務初心者が見てスムーズに頭に入るような展開にしましょう。

実際に企業で使われている動画マニュアルのサンプルと事例

動画マニュアル作成ソフトで作られ、実際に企業で使われている動画マニュアルを見てみましょう。また、動画マニュアルの導入でどれほど効果があったのか、動画マニュアルを活用している企業3社の事例をご紹介します。

より具体的な動画マニュアル活用事例を知りたいという方は、以下の「tebiki動画活用事例集」でさまざまな業界業種の活用事例をご覧ください。


実際に企業で使われている動画マニュアルのサンプル

動画マニュアル作成ソフト「tebiki」を使用して作られ、実際に企業で使われている動画マニュアルをご紹介します。

  1. 介護:社会福祉法人 若竹大寿会
  2. 工場:児玉化学工業株式会社
  3. 宿泊:株式会社下部ホテル
  4. 工場:イセ食品株式会社
  5. 工場:株式会社松田電機工業所
  6. 農業:株式会社くしまアオイファーム
  7. サービス業:株式会社かめや
  8. 消費財/日用品:サラヤ株式会社
  9. 飲食レストラン:株式会社メティウスフーズ
  10. メンテナンス業:管清工業株式会社
  11. 物流:株式会社シーエックスカーゴ
  12. 物流:三井物産グローバルロジスティクス株式会社
  13. 営業:テンプスタッフフォーラム株式会社
  14. 接客:株式会社いなげや


以下のページで、上記企業の動画マニュアルを視聴できます。ぜひご覧ください。

▼関連記事▼
【業界別26社】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説

動画マニュアル「tebiki」を活用して現場を改善した事例

動画マニュアル作成ソフト「tebiki」を導入し、課題の解消や業務改善に成功した企業の事例を3つご紹介します。

新日本工機株式会社

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:新日本工機株式会社▼

 

工作機械や産業機械の製造・販売を行う新日本工機株式会社では、『人が育つ環境づくり』を重視してさまざまな取り組みを行っていますが、人によって作業方法がバラつくことや、修正のための後戻り作業が多いことが課題となっていました。

作業手順が標準化されていないことが原因と考え、作業標準化のために動画マニュアル作成ソフト「tebiki」を導入し、紙マニュアルから動画マニュアルへと移行。結果、導入後の1年間で1,500本以上の動画マニュアルを作成し、効果的かつ効率的にマニュアルを整備できたうえ、標準化された作業を正確にわかりやすく伝えることができるようになりました。さらに、ベテラン従業員の仕事について、若手や中堅への技術伝承も以前より推進できるようになっています。

新日本工機株式会社の導入事例を詳しく読みたい方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。

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人が育つ環境づくりとして動画マニュアルtebikiを活用。技術の蓄積と作業品質の安定を実現

東急リゾーツ&ステイ株式会社

ホテルや別荘地など、全国100ヵ所を超える施設の運営を手がける東急リゾーツ&ステイ株式会社では、サービスのクオリティを常に磨き続けていくことを大切にしているものの、一人ひとりのサービスレベルが異なってしまうことや、働き方改革にともなう多能工化を推進するための教育方法に課題がありました。

既存の業務の棚卸や整理を行うとともに、スムーズな運用のために全社統一のマニュアル共有プラットフォーム構築を検討し「tebiki」を導入。「tebiki」は簡単に動画マニュアルを作成できるため、導入後の2年間で9,000本以上のマニュアルを作成できました。他にも、施設ごとに異なっていたマニュアルを統一管理することでサービスレベルのバラつきを解消し、業務の標準化・多能工化を実現しています。さらに、マニュアル作成を現場のスタッフが行うことで、現場主導での業務改善意識とその風土醸成につながっています。

東急リゾーツ&ステイ株式会社の導入事例をより詳しく読みたい方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。

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従業員数2,500人超・全国100を超える施設で業務の平準化と多能工化を推進

株式会社GEEKLY

ITやWEB業界への人材紹介事業を営む株式会社GEEKLYでは、人材育成方針として早期に新人社員が結果を出せるような環境作りを行っていますが、教え方のバラつきによって新入社員の理解度に差が生まれることや、OJTを行うトレーナーの教育工数が膨大であることが課題でした。

トレーナーのOJT負担を軽減させるために動画マニュアルを内製したものの、データの保管場所が統一できない悩みがあり、動画を一カ所に集約できる「tebiki」を導入しました。導入後の1年間で動画マニュアルを1,300本以上作成し活用したところ、トレーナーの教育工数を7割程度削減することに成功。また、動画の教育では指導内容が統一されるため、理解度のバラつきも解消されるようになりました。

株式会社GEEKLYの導入事例を詳しく読みたい方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。

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年間の新人教育時間を3,700時間削減。トレーナーの教育時間が大幅に減り営業成績も向上!

動画マニュアルとは?

動画マニュアルの基礎知識

動画マニュアルは、必要な情報がすべて動画になっています。紙やWord文書などの文字だけのマニュアルとは異なり、動画をパソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末で視聴するスタイルとなります。

たとえば、工場での組み立て作業について動画マニュアルにする場合、必要な材料や工具を揃えるところから実際に組み立てるところ、組み立てたあとの完成形など、手順の最初から最後までを動画にします。1つの動画で長時間になる場合は、編集で短くカットしたり、2本の動画にすることもあります。

また、音声だけでなく字幕を表示したり、間違っている例に大きくバツ印を挿入したりすることで、パッと見ただけで伝わりやすくする工夫もできます。

動画マニュアルのメリットとデメリット

紙のマニュアルにも、「どこでも持ち運んで閲覧しやすい」というメリットがある一方で、デメリットとして「言葉の表現によって解釈が分かれてしまう」などがあるように、動画マニュアルにもメリット/デメリットがあります。ここでは、動画マニュアルのメリット/デメリットをご紹介します。

導入すべきかどうかじっくりと検討したい方は、メリットとデメリットがより詳しく掲載されている『動画マニュアルを活用すべき?導入するメリットとデメリットを解説』か教育効果を解説している以下の資料もご覧ください。


メリット

  • 文章では伝わりづらいノウハウを可視化できる
  • 伝わる情報量が多い
  • 使用言語に左右されないため、外国人スタッフにもわかりやすい
  • マニュアルの作成工数を削減できる
  • OJTから動画に置き換えることで、教育コストを削減できる
  • 早期の独り立ちをサポートできる

 

デメリット

  • 端末がないと閲覧できない
  • 編集技術が必要
  • ファイルの容量が重い


動画マニュアル作成ツール「tebiki」なら、編集技術は不要! ソフトを見たその日から誰でも簡単に、動画マニュアルを作成できる工夫が詰まっています。クラウド型なので、パソコンの容量を圧迫することもありません。tebikiについて詳しく知りたい方は、以下から詳細をご確認ください。

まとめ

動画マニュアルを効率的かつ効果的に作成できる動画マニュアル作成ソフトについて、基礎知識/選び方/代表的なソフト14選をご紹介しました。

動画によるマニュアルは、伝わりにくいノウハウを可視化でき、情報量が多いため短時間で理解できるメリットがあります。動画マニュアル作りに動画マニュアル作成ソフトを使うことで編集も簡単になり、データの保管場所を集約できますので、ぜひ動画マニュアル作成ソフトを比較・検討してみてください。

また、動画マニュアルのイメージを持っていただけるよう、実際に動画マニュアル作成ソフト「tebiki」で作成された動画マニュアルや、動画マニュアル活用事例をご紹介しました。どの企業でも「tebiki」導入後は1,000本以上のマニュアルを効率よく作成し、効果を上げています次のリンクから、サービス概要や特徴、機能詳細、サポート体制や導入の効果などをぜひご覧ください。

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