目次
動画マニュアルの制作は内製?外注/代行?
動画マニュアルの制作は『内製』がオススメ
結論、動画マニュアルの制作は内製がオススメです。なぜなら外注や代行で依頼する場合、3つのデメリットがあるからです。
- 動画化する作業のコツやポイントを作業者以外は正しく伝えられない
- 完成した動画マニュアルが現場で実際に役立つまでには改善が必要
- 作業手順に変更があった際に追加コストが発生する
動画化する作業のコツやポイントを作業者以外は正しく伝えられない
まず、動画化する作業のコツやポイントを作業者以外が正しく伝えることは困難です。作業の細かなニュアンスや経験に基づく知見は、外部の制作者には理解しにくい場合が多いです。
動画マニュアルは、実際の作業の流れを正確に捉え、視聴者に分かりやすく伝えることが求められますが、これを実現するためには作業の実施者自身が持つ深い理解が不可欠です。
完成した動画マニュアルが現場で実際に役立つまでには改善が必要
次に、代行による制作が完成したとしても、それが現場で実際に役立つようになるまでにはさらなる改善が必要です。作業現場では、実際に動画を使用することで初めて気づく問題点や改善点が出てくることが多く、これらを反映させるためには追加の作業や修正が必要になります。
外部の代行業者による制作では、現場の実情に即した柔軟な対応が難しい場合があります。また次のおすすめしない理由にもつながりますが、改善つまり修正を行うたびに費用が発生したり一定の日数を要することになります。加えて、どのような修正をしてもらいたいか代行業者に分かりやすく伝えるコミュニケーションコストも発生するため、依頼者側にさまざまなコスト面で負担が発生します。
作業手順に変更があった際に追加コストが発生する
最後に、作業手順に変更があった際の問題があります。作業手順は時とともに変化することがあり、その都度マニュアルを更新する必要が生じます。外部の代行業者に依頼している場合、これらの更新には都度コストが発生します。
また、更新のたびに外部業者とコミュニケーションを取る手間も増え、効率的なマニュアルの更新が困難になる可能性があります。更新が困難になった結果、最新の手順が反映されていない動画マニュアルが残ることになり、せっかくコストをかけて制作したマニュアルが現場で使われず形骸化してしまう恐れがあります。
動画マニュアルのデメリットとしてコスト面をご紹介しましたが、制作を外注する場合の費用相場は、別記事の「外注の場合にかかる費用の相場と内訳」で解説していますのでこちらをご覧ください。
内製で動画マニュアルを制作する方がデメリットが小さい
これらのデメリットや理由を踏まえると、動画マニュアルの制作は社内のスタッフや作業の実施者自身が行うことが望ましいといえます。彼らは作業の細かな点を最もよく理解しており、現場のニーズに合わせた迅速かつ柔軟な対応が可能です。また、内部での制作は、長期的に見ればコスト削減にもつながります。
さらに、社内での動画マニュアル制作は迅速なアップデートやカスタマイズが可能です。市場や技術の変化に伴い、作業手順や製品の詳細が変更されることはよくあります。社内制作であれば、これらの変更を素早く反映させることが可能で、常に最新の情報を提供することができます。
総じて、動画マニュアルの制作を社内で行うことは単に経済的なメリットだけでなく、チームメンバー間のコミュニケーションと協力を促進し、組織文化の強化、そして柔軟な対応能力の向上といった、多岐にわたる利点をもたらします。これらの要因を考慮すると、動画マニュアルの制作を外部代行に依頼するよりも、社内で行うことの方が長期的に見てより有益であるといえるでしょう
内製で進める場合の大きなデメリットに「作成工数がかかる」ことが挙げられますが、これはクリエイター向け動画編集ソフトを使用していて初心者には使いづらいことが原因です。
動画マニュアル『tebiki』のような、誰でもかんたんに動画マニュアルを作成できるツールを導入し内製による作成時間を従来より75%減らしている事例もあるので、分かりやすい編集ツールを導入して内製化することが最も効果的です。
▼動画マニュアル制作の内製化事例:タマムラデリカ株式会社▼
動画マニュアル作成時間が75%削減!教育体制を強化し、お客様に喜ばれる商品を提供したい
動画マニュアルを制作するのは作業を熟知する人が理想
動画マニュアルの制作を代行に委託することのデメリットについて説明しましたが、では実際に動画マニュアルを誰が作成すべきなのでしょうか。答えは、その作業を最もよく知る人々、つまり直接その作業を行っている人々です。作業者が動画マニュアルを作成することには、いくつかの重要な利点があります。
作業者はその作業の詳細に精通しているため、マニュアルに何を含めるべきかを最もよく理解しています。彼らは日常の作業を通じて、どの情報が重要で、どのような説明が必要かを把握しています。これには、手順の説明だけでなく、作業をスムーズに進めるためのコツや注意点も含まれます。
また、作業に伴う潜在的なリスクやよくある間違いについても、現場の作業者は深い理解を持っています。このような情報は外部の制作者にはなかなか伝わりにくいため、作業者自身が制作に携わることでより実用的でわかりやすいマニュアルが完成します。
動画マニュアルの制作は、単にマニュアルを作成することが目的ではありません。重要なのは、そのマニュアルが現場で理解され、実際に使用されることです。これを達成するためには、視聴者が直面するであろう疑問や困難を予測し、それに対する解決策を提供する必要があります。現場の作業者が制作に関与することで、彼らの経験に基づく洞察がマニュアルに反映され、より実践的で使いやすい内容になります。
このように、動画マニュアルの制作においては、作業を熟知している人が理想的な制作者と言えます。彼らは作業の細かな点を正確に伝えることができるだけでなく、マニュアルが実際の現場で役立つようにするための洞察力を持っています。このアプローチにより、動画マニュアルは単なる指示書ではなく実際の作業をサポートする実用的なツールとなります。
実用的でわかりやすい動画マニュアルを制作する手順は、別記事「失敗しない動画マニュアルを誰でも簡単に作成する6つのポイント、作成手順や活用事例集」で解説しているので、こちらをご覧ください。
tebikiならかんたんに誰でも負担なく動画マニュアルが作れる
これまで動画マニュアル制作の重要性と、作業者自身が制作者として最適である理由をご紹介しました。しかし、作業者が直接動画マニュアルを作成するためには使いやすいツールが必要です。本記事をご覧の皆さまも「普段の業務に時間を取られて、編集する時間なんかない!」という方は少なくないと思います。
そこで制作代行を使わずに、負担なくかんたんに社内で動画マニュアルを作れる代替策として、私たちの現場教育システム『tebiki』が有効的です。
tebikiは「現場の教育を動画でもっとかんたんに」というコンセプトのもと、特に教育やトレーニングを目的とした動画マニュアル制作を誰でも簡単に行えるようにデザインされており、導入半年で400本の動画マニュアルを作成しているという事例もあります。
tebikiの最大の特徴はその使いやすさです。初心者でも直感的に操作できるインターフェースを備えており、動画の基本編集が簡単に行えます。例えば、動画のカットや結合、テキストの挿入などの基本機能を複雑な操作なしに実行できます。これにより、撮影した動画に必要な情報を追加したり、重要なポイントを強調したりすることが容易になります。
作成した動画はtebiki内で一元管理することができ、容量無制限であることから社内サーバーを圧迫する心配もありません。動画の共有も簡単に行えるため、作成したマニュアルをチームや部署間で素早く共有し、迅速なフィードバックを受け取ることが可能です。この機能により、作業者は自分たちの知識や経験を効果的に共有し、他のスタッフの学習をサポートできます。
総合すると、tebikiは作業者が簡単かつ効率的に動画マニュアルを制作できるように設計されており、専門的なスキルがなくても誰でも使用可能です。このツールを活用することで動画マニュアルの制作のハードルが下がり、知識共有やスキルアップが容易になります。
より具体的なtebikiの機能については、以下の『3分で分かるtebikiサービス資料』でご紹介していますので、併せてご活用ください。
tebikiを活用して効率的に動画マニュアルを社内で制作している事例
最後にtebikiを活用し、社内で効果的かつ効率的に動画マニュアルを制作している事例を一部ご紹介します。
より多くの動画マニュアル導入事例を知りたいという方は、別記事の「実際に企業で使われている動画マニュアルの事例・サンプルを多数ご紹介」をご覧いただくか、さまざまな企業事例を凝縮した以下の事例集をご覧ください。
日世株式会社
日世株式会社はコーンカップやミックス、機械類といったソフトクリームの関連資材を製造/販売するメーカーです。
現場では外国人労働者が増加し、文章だけのマニュアルでは情報が正しく伝わらないという課題があり、また新人の⼊職時研修は1回2時間、週に2~3回講習を行うため教育担当者への負担がかかるという課題もありました。研修では作業のコツや現場のルールを教えるものの、教育担当者によって教え方が微妙に異なるという問題を抱えていました。
その結果、現場で作業不順守が発生しトラブルやヒヤリハットにつながっていました。このような課題から、動画の有効性を鑑みて動画編集ソフトを活用したものの機能面で不足していることがあり、現場教育システム『tebiki』の導入を決められました。
動画マニュアルの作成にtebikiを活用したことで、1本の動画作成で1時間かかっていた従来の状況から、5分で1本の動画を作れるようになりました。また字幕の自動翻訳機能を活用することで、外国人スタッフとの言葉の壁を乗り越えて、外国人の理解度テストの正答率は100%近くまで向上しています。入職時研修にかかっていた教育者の工数も1/10まで減少した効果もあり、動画マニュアル作成を効率化しただけでなく、周辺業務の負荷も同時に改善したような事例です。
より具体的な日世株式会社の事例は以下よりご覧ください。
▼関連記事▼
新人研修の手間が1/10に!自動字幕翻訳で、外国⼈スタッフの理解度テスト正答率が100%になりました。
サラヤ株式会社
消毒剤のトップシェアメーカーであるサラヤ株式会社では、紙の標準作業手順書の管理がしづらいという課題がありました。そこで動画に置き換えるために編集ソフトの自社開発を進めるものの、「簡単な編集」を実現することが難しく5本の動画制作に1週間ほど割いていた状況でした。
サラヤ株式会社では、外部に依頼して見栄えのいいものを作るのではなく、業務に精通した人がマニュアルを作ることがなにより大事という考えもあったことで、作業者が簡単に編集ができるtebikiを導入いただきました。その結果、導入半年で400本以上の動画マニュアルを作成し、紙マニュアルからの脱却を進めていきました。
また従来の人材教育において、紙マニュアルだと作業の内容がどうしても伝わりにくいという悩みに加え、マニュアル化されていない業務はOJTによる口頭でフォローする工数が発生していました。しかし、文字/口頭ベースの教育では作業品質が人によってバラつき、結果的に製品の品質維持が難しいという課題もありました。
tebikiを導入したことで簡単に動画マニュアルの作成ができるようになっただけではなく、作業者のコツが盛り込まれた映像が見れることで習熟者視点でも分かりやすいマニュアルが整備されました。
より具体的なサラヤ株式会社の事例は以下よりご覧ください。
▼関連記事▼
消毒剤のトップシェアメーカーでtebikiを活用。半年で400動画作成!世界の「衛生・環境・健康」に貢献!
今回は現場教育システム『tebiki』の導入事例として2社のお声をご紹介しましたが、tebikiを活用した事例は他にも多数ございます。本記事でご紹介しきれなかった動画マニュアル活用事例は以下の記事でもご紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。
▼関連記事▼
実際に企業で使われている動画マニュアルの事例・サンプルを多数ご紹介
まとめ:自社で動画マニュアルを作るにはtebikiがおすすめ
動画マニュアルの制作は内製と外注/代行どちらがオススメなのか?内製をおすすめする理由、作業者が動画マニュアルを制作すべき理由、そしてtebikiが誰でも簡単に動画マニュアルを作成できる理由についてご紹介しました。
外部代行の制作には課題があり、作業者自身が制作者として最適です。その際、tebikiは使いやすく、効率的なツールとして活用されています。
動画マニュアル制作を検討中の皆さんにとって、tebikiは強力なツールとして、現場のニーズに合った動画マニュアルを簡単に作成できるツールなのでぜひご検討ください。
今すぐクラウド動画教育システムtebiki を使ってみたい方は、デモ・トライアル申し込みフォームからお試しください。