目次
- 1. 建設業における動画マニュアルの活用例とサンプル動画
2. 建設業での動画マニュアルの必要性とは
2-1. 紙によるマニュアルや手順書の運用の「課題」
2-2. 建設業特有の動画マニュアルの「メリット」
3. 建設業だと、どんな動画マニュアル活用がおすすめ?
3-1. 「作業手順」や「安全対策」に関する動画マニュアル活用がおすすめ
3-2. 作業者に見てもらえる動画マニュアル作成のポイント
4. 動画マニュアルは外注or内製、どっちがいい?
4-1. 建設業こそ、動画マニュアルは社内で内製が良し
5. 作って終わりじゃない!動画マニュアルの難しさは「運用面」にあり
5-1. 現場で使われない動画マニュアルの共通点
6. 現場に負担をかけず動画マニュアルを作成/運用するならtebikiがおすすめ
6-1. スキルがなくても、動画作成がかんたんにできる
6-2. 外国人作業者がいても安心!自動で100カ国語に翻訳可能
6-3. オフライン再生できるので、通信環境がなくても使用OK
6-4. 検索性が高いからこそ、見たい動画をすぐ見つけ出せる
6-5. レポート機能で、教育管理も可能
7. 建設業で動画マニュアルtebikiを導入した事例と効果
7-1. 株式会社安藤・間
7-2. 管清工業株式会社
8. まとめ
建設業における動画マニュアルの活用例とサンプル動画
動きを伴う複雑な業務が多い建設業では、動画マニュアルを効果的に活用できます。動画マニュアルが活用される場面は多岐にわたりますが、たとえば以下のようなシーンで活用されます。
- 業務に必要な作業手順
- 安全に関する規定や手順
- 機械や設備のメンテナンス方法 など
動画マニュアルの利用により、文書形式のマニュアルでは伝えにくい微妙なニュアンスまで伝えることが可能です。そのため、現場作業に入る前の研修段階で、業務内容の概要や手順をある程度把握できるでしょう。
以下は、実際に建設系の企業で活用されている動画マニュアルです。この動画のように、工程が複数ある複雑な作業でも、動画マニュアルを見ながらなら初心者でもスムーズに行えます。
▼建設業の動画マニュアルサンプル▼
(音量にご注意ください)
もっとたくさんの動画マニュアルを見たい方は、こちらの記事をご覧ください。建設業以外にも、製造業/物流業/宿泊業などの事例とサンプルをご紹介しています。
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【業界別26社】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説
建設業での動画マニュアルの必要性とは
建設業は、デジタル化を担う人材の不足/紙の資料や図面の取り扱いが定着している/デジタル化が直結しない業務が多いなどの理由からデジタル化が進みにくい業界だと言われています。
しかし、建設業のノウハウや技術こそ、以下の理由から動画でのデジタル化がおすすめです。
- デスクワーク中心の職場と違って動きがあり、勘やコツが必要であることが多い
- 技術が高度ゆえに、属人化しやすい
- 職人さんの高齢化が進んでいることから、ベテランからの技術継承が急務
人の動きや機械の操作は動画のほうが伝わりやすいため、スムーズな技術継承のためにも動画マニュアルを活用しましょう。動画マニュアルのメリットや教育効果については、以下の資料でもわかりやすくまとめてありますので、こちらも併せてご活用ください。
紙によるマニュアルや手順書の運用の「課題」
紙のマニュアルでは、保存や管理の場面でも課題があります。以下の主な課題を5つご説明します。
- 見たいマニュアルを見つけにくい
- 更新に工数がかかるため、情報が古くなりがち
- 印刷から配布までのコストが発生する
- 紙の消費により、環境に負担がかかる
- マニュアルの保存にスペースが必要
見たいマニュアルを見つけにくい
建設業の業務は、安全第一。そのため、業務に慣れてからもマニュアルを読む場面が少なくないでしょう。しかし、紙のマニュアルでは、検索をかけられず、見たいマニュアルを見つけにくい可能性が高いです。マニュアルを探すのに手間がかかると、形骸化にもつながってしまいます。
更新に工数がかかるため、情報が古くなりがち
紙のマニュアルは、内容を更新する場合に次のようなプロセスが必要です。
- 内容の変更
- 必要部数の印刷
- 旧マニュアルの回収
- 新マニュアルの配布
上のように紙アニュアルの更新には、手間や時間がかかるため、情報が古いままになってしまいがちです。古い情報が載っているマニュアルを運用し続けると、事故やミスにつながるため注意しましょう。
印刷から配布までのコストが発生する
紙のマニュアルの印刷には、インク代/コピー用紙代/ファイリング代(あるいは製本代)が発生します。また、金銭的コストだけではなく、印刷の手間/運搬や配布の人的コストもかかることを認識しておきましょう。
紙の消費により、環境に負担がかかる
マニュアルの作成や更新作業で、「大量の紙を使い、古くなったら廃棄する」というプロセスは、環境へ負担をかけてしまいます。とくに、建設業では資料や図面などで紙を消費することが多いため、マニュアルだけでもペーパーレス化に取り組むとよいでしょう。
マニュアルの保存にスペースが必要
紙のマニュアルは、保存場所が必要です。新しい工法や機械が追加されると、その分マニュアルの種類はどんどん増えるため、保存場所を拡張していく必要があります。
事務所や現場のスペースにかかる費用も、企業の利益を大きく左右する費用の1つです。すでにマニュアルの保存場所に一定のスペースが取られている企業は、デジタル化を検討すべきでしょう。
建設業特有の動画マニュアルの「メリット」
建設業では、動画マニュアルの導入によりさまざまなメリットを得ることができます。ここでは、以下の主なメリットを6つご紹介します。
- 視覚的なので動きをわかりやすく伝えられる
- 安全管理への理解が増し、労災防止につながる
- 品質のバラつきをなくせる
- 言語が異なっても、内容を理解できる
- マニュアル作成工数が減り、コスト削減につながる
- いつでもどこでも予習/復習できる
建設業だけではなく一般的な動画マニュアルのメリットやデメリットについては、別記事『動画マニュアルを活用すべき?導入するメリットとデメリットを解説』でより詳しく解説しています。また、建設業と同じく第2次産業に位置づけらる「製造業の現場教育で動画マニュアルを活用すべき理由」も知りたい方は、以下の資料も併せてご覧ください。
視覚的なので動きをわかりやすく伝えられる
建設現場で使用される機械や工具の使い方は複雑で、文字や写真だけでは伝えきれないことがあります。動画であれば、動きがわかり、視覚的にわかりやすく操作方法を把握できます。
安全管理への理解が増し、労災防止につながる
建設業の現場では、正しいやり方を実践しないとケガや事故につながります。動画でケガや事故につながるようなNG例を見ることができれば、正しいことだけでなく「やってはいけないこと」もわかるでしょう。その結果、安全管理への理解が深まり、労災の防止につながります。
品質のバラつきをなくせる
マニュアルをもとにしたOJTによる教育の場合、人によって指導方法や解釈に幅が出てしまい、理解度にバラつきが起こります。動画では「動きがそのまま伝わる」ため、学習者の受け取り方に差が生まれず、品質のバラつきを削減する効果が期待できるでしょう。
言語が異なっても、内容を理解できる
建設業の現場では、さまざまな国籍の外国人が働いていることが多いです。中には、「言語の違いによって、作業内容が正しく伝えられない」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
マニュアルを動画化すれば、「動き」でやるべきことを把握でき、スムーズに正しい作業に入ってもらえます。
マニュアル作成工数が減り、コスト削減につながる
わかりやすいマニュアルを作ろうと思ったら、適切で簡潔な文章の作成/イラストや写真の用意などに時間がかかってしまいがちです。動画であれば、普段の仕事の様子を撮影するだけで済むため、言語化しにくい難しい技術でも、短時間でマニュアルを完成させることができます。
いつでもどこでも予習/復習できる
「複数の紙のマニュアルを常に持ち歩き、見る」というのは現実的ではありません。中には、「みんなが見るものだから、持ち出すのは禁止」という企業もあるかもしれませんね。
しかし、動画であれば、移動中など現場にいなくても予習/復習できます。そのため、効率的な学習が実現できるでしょう。
建設業だと、どんな動画マニュアル活用がおすすめ?
前述した『建設業における動画マニュアルの活用例とサンプル動画』で動画マニュアルのサンプルなどはご紹介しましたが、ここではより詳しく「建設業で作成をおすすめする動画マニュアル」や「作成のポイント」などをご説明します。
「作業手順」や「安全対策」に関する動画マニュアル活用がおすすめ
建設業では、次のような内容を動画マニュアルにするのがおすすめです。
- 作業の具体的な手順
- 機械の操作方法
- 工具の使い方
- 機器の点検方法
- 安全に関する規定
- ヒヤリハット事例集 など
建設現場では、重機の取り扱い/高所での作業/特殊な工具の使用などの業務を行うことがあります。これらは、作業者のケガや事故につながる可能性があるものです。そのため、決められたルールに則り、誰でも正しく作業が行えるよう、上の内容をわかりやすく動画化するといいでしょう。
作業者に見てもらえる動画マニュアル作成のポイント
初心者でも理解できる動画マニュアルにすれば、ベテラン作業者がそばで教えなくても作業できるようになります。そんなわかりやすい動画マニュアルの作成ポイントを4つご紹介します。
- 職人の意見を取り入れる
- 動画は1分ほどにまとめる
- NG例や危険リスクも動画化する
- 細部の装飾にこだわりすぎない
また、動画マニュアル初心者の方のために、導入ガイドブックもご用意しています。社員教育の実態や動画マニュアル導入事例なども載っているので、網羅的に知りたい方はこちらのガイドブックもご活用ください。
職人の意見を取り入れる
実際の作業を知らない本社の社員だけで動画マニュアルを作るのではなく、現場のベテラン作業者の意見を取り入れながら作りましょう。
作業のちょっとしたコツなどは、作業者本人しか知りえない場合が多いです。このような暗黙知を継承していくためにも、職人の意見(現場で実際に働いている人の意見)を取り入れながら、動画マニュアルを作成してください。
動画は1分ほどにまとめる
長い動画の場合、最後まで集中して見られない/編集に手間がかかるなどのデメリットが生じます。数10秒ほどにまとめ、長くても1分程に収めるとよいでしょう。
NG例や危険リスクも動画化する
正しい手順だけでなく、間違った手順をすると何が起こるのか、どこに影響するのかを知っておくことで危険を予知できるようになり、万が一の事故を防止できます。たとえば、以下のような動画が有効ですので参考にしてください。
▼実際に使用されている動画マニュアルサンプル▼
(音量にご注意ください)
細部の装飾にこだわりすぎない
マニュアルの役割は「業務を理解してもらうこと」です。凝った編集やアニメーションや映画のような仕上がりは必要ありません。短時間でパッと要点がつかめるシンプルな動画マニュアルこそ、作業者が使いやすいマニュアルと言えます。
動画マニュアルは外注or内製、どっちがいい?
映像制作会社へ動画マニュアルの作成を外注する方法もありますが、外注と内製だとどちらが効果的なマニュアルになるのでしょうか? 以下の記事では、動画マニュアルを「内製する場合」と「外注する場合」の費用相場を紹介しています。費用感を知りたい方は、こちらもご覧ください。
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動画マニュアルを製作する費用相場は?費用を抑える方法も解説【2024年版】
建設業こそ、動画マニュアルは社内で内製が良し
建設業には、高度な技術や複雑な作業が数多くあり、その現場で決められた手順/工法で正しく作業を進めなくてはなりません。動画制作会社は撮影や編集のプロフェッショナルですが、各工程の目的や前後の流れを理解した人が動画マニュアルを作成しないと、気をつけるポイントなどに焦点が当たらず、ただの技術紹介動画になりかねません。そのため、建設業こそ動画マニュアルの内製をおすすめします。
現在は動画マニュアルの作成に適したさまざまなツールが開発されており、ツールを活用すればプロフェッショナルでなくとも社内で動画マニュアルを簡単に作成できます。作成ツールについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
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【2024年版】動画マニュアル作成ソフト10選を比較!選び方、活用事例やサンプルも解説
次に、動画マニュアルを社内で内製すべき理由を解説します。
作業のコツを「正しく」伝えられない
実際に作業をしていない人が、建設業での作業ノウハウを理解するのは難しいものです。動画の構成や台本を作るために、動画制作会社のスタッフにノウハウを説明しても、実際に作業しない人がわかりやすい動画に落とし込むのは難しいでしょう。
動画マニュアルが「実際に役立つ」までには改善が必要
動画マニュアルの納品後、現場の作業者が内容を確認します。作業者がOKを出したとしても、後日初心者が動画マニュアルを見てわかりにくいと感じた場合は改善が必要となりますが、外注していると細かな修正にその都度応じてもらえるかは契約内容次第であり、対応してもらうのに時間も必要になります。
マニュアルは更新や改善を重ねることで、現場で長く活用されます。作成する際は、更新のしさすさも考慮したうえで検討しましょう。
変更があった場合、「追加コスト」が発生する
動画マニュアルに改善が必要な場合や、手順や使用する機械などに変更が生じた場合は修正が必要ですが、動画制作会社のプラン次第では追加コストが発生することがあります。その結果、最初の見積もりよりも高くついてしまう可能性も……。内製であれば、適宜柔軟に変更できるため、追加コストはかかりません。
作って終わりじゃない!動画マニュアルの難しさは「運用面」にあり
『動画マニュアルが「実際に役立つ」までには改善が必要』でもご説明した通り、動画マニュアルは作って終わりではなく、作業者への共有/内容の更新/バージョン管理/マニュアル閲覧のための端末整備といった運用も必要です。運用がうまくいかないと、マニュアルが活用されなくなっていくおそれがあります。
次の記事では、マニュアルの活用を促進させる方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。
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活用される社内マニュアルの作り方と管理方法は?Web化がおすすめの理由も解説
現場で使われない動画マニュアルの共通点
現場で使われなくなってしまう動画マニュアルに共通するポイントを3つご紹介します。こうなってしまわないように、反面教師だと思って参考にしてください。
動画の保存先が決まっておらず、見たいマニュアルが見つからない
動画マニュアルの保存場所を社内で定めていないケースです。作成者しか場所がわからず、作業者が見たい時に見られなかったり、内容の修正をしたくても探し出せなかったりするうちに、使われなくなってしまいます。
特定のデバイスでしか再生できない
セキュリティやファイル容量の関係から、特定の端末でしか再生できないなどの制限があると、現場では使いづらくなります。
動画マニュアルを導入する際は、誰がどこにいても見られるように管理しましょう。
情報が更新されていない
動画を作ったことに満足して、内容を更新しないと、業務とのずれが生じて使われなくなっていきます。古い情報が掲載されたマニュアルは業務のずれだけではなく、ケガやクレームを招く恐れもあるので注意が必要です。
現場に負担をかけず動画マニュアルを作成/運用するならtebikiがおすすめ
現在は、さまざまな動画マニュアル作成ツールが開発されています。ツールを活用することで、作成工数の削減/社内での管理や運用の容易化などのメリットが期待でき、忙しい現場の方に負担をかけずに動画マニュアルの作成や運用が可能になります。
動画マニュアル作成ツールの中でも『tebiki』はとくに「誰でもかんたんに使える」を徹底したツールになっているため、パソコンスキルがなくても使用可能です。ここでは、そんなtebikiの主な機能や特長を5つご紹介します。
▼動画マニュアル作成ツール「tebiki」紹介動画▼
スキルがなくても、動画作成がかんたんにできる
一般的な編集ソフトを操作するにはある程度のスキルが必要ですが、tebikiならスキルいらずで編集ができます! その秘密は、「シンプルでわかりやすい操作画面」と「本当に必要な機能だけを厳選している」という点にあります。
そもそも、tebikiは、現場教育に特化した動画マニュアル作成ツールのため、とにかくかんたんである点に重きをおいて開発されました。そのため、編集経験やパソコンスキルがまったくなくても問題なく使用できます。
tebikiを導入いただいている企業の方からは、「手順書の作成工数が紙の1/3になった」「パソコン操作すらわからないところから始めたが、操作がわかりやすかった」という声をいただいています。
外国人作業者がいても安心!自動で100カ国語に翻訳可能
建設業では、さまざまな国籍の方に働いていただいている企業も少なくないでしょう。tebikiでは、100カ国語以上の言語で自動翻訳できるため、使用言語に関係なく作業内容を伝えることが可能です。
再生画面上で言語を選択するだけで字幕や説明文が翻訳されるため、言語によってマニュアルを複数作る必要がありません。その結果、作成や管理の工数も削減できるのは嬉しいメリットではないでしょうか。tebikiの導入によって、外国人社員の教育課題を解決できた事例を詳しくチェックしたい方は、以下の資料もご覧ください。
オフライン再生できるので、通信環境がなくても使用OK
建設現場によっては、通信環境が悪い場所もあるでしょう。そのようなときでも、tebikiであれば安心! 1度インターネットにつながった状態で動画マニュアルを最後まで閲覧するとブラウザに動画がキャッシュされるため、インターネット環境がなくても動画を閲覧できます。
検索性が高いからこそ、見たい動画をすぐ見つけ出せる
マニュアルはクラウド上で一元管理されているため、見たいマニュアルをキーワードで検索でき、ストレスなく探し出すことができます。マニュアルはコースやフォルダに分けて保存できるため、「特定の業務に関するマニュアルをすべて閲覧する」などの自由な使い方もできます。
さらに、マニュアル1つ1つをQRコード化することも可能なので、逐一検索せずとも視聴できる仕組みをつくることも可能です。
▼要領書にtebikiのQRコードを貼り付けている例▼
QRコードを活用しながら、動画マニュアルを社内へ上手に浸透させた事例を詳しく読みたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
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輸送用機械器具製造業の動画マニュアル導入事例 | 作業前にQRコードから動画を確認。新人OJTを3割削減しました
レポート機能で、教育管理も可能
「どの動画マニュアルが見られているか」「誰が/いつ/どのくらい見ているか」「できるようになったマニュアルの数」などを可視化できるレポート機能も、tebikiには備わっています。そのため、マニュアルを作ったらそれで終わりではなく、その先の教育管理も行うことができるのです。
また、テスト機能によってオリジナルのテストも作成可能なので、スタッフごとに習熟度の把握を行える点もご好評いただいている機能の1つになっています。
建設業で動画マニュアルtebikiを導入した事例と効果
建設や設備点検を行う企業で、動画マニュアルtebikiを導入した事例を2社ご紹介します。業種問わず、より多くの企業事例と効果を知りたい方は、以下の資料をダウンロードのうえご覧ください。
読まれない紙マニュアルから、現場で使われる動画マニュアルに│株式会社安藤・間
大手総合建設業の株式会社安藤・間は、数10社を超える協力会社とともに建設プロジェクトを進めるために、「現場サポートシステム」を開発し活用しています。システム活用のためにマニュアルを用意して準備万端と思ったら、紙のマニュアルは読んでもらえず、問合せ対応に担当者の業務が圧迫される課題がありました。
紙のマニュアルの動画化にトライしたものの、高度なITスキルを求められ、マニュアル作りが属人化してしまう別の課題を生む結果に……。そこで、動画マニュアル作成ツールを検討したところ、作成や編集の簡単さ/閲覧のためのアクセスしやすさ/社内展開のしやすさといった条件をすべてクリアしたtebikiを導入いただくことになりました。
tebiki導入後は、「現場サポートシステム」の操作問合せ対応は約7割削減。また、作成や運用の全体工数は約8割削減となり、技術部門や実際の現場でもtebikiを展開し活用が進んでいます。
詳しい導入方法や動画マニュアルの効果について知りたい方は、以下から株式会社安藤・間のインタビュー記事をご覧ください。
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動画マニュアル導入事例 │「利用者からの問合せ」や「新システムの普及展開」に関わる工数を8割削減!
動画マニュアルの整備により、ベテラン社員の工数削減&生産性向上│管清工業株式会社
1962年創業の管清工業株式会社は、建物の排水設備や公共下水道施設の点検・補修を手がけ社会の安心安全を支え続けています。
あらゆる作業について紙の手順書を整備していましたが、改訂や差し替えが大変で、保存管理も手間がかかる課題がありました。わかりやすく改善したいと思っても時間がかかるため着手できず……。せっかく整備した手順書が読まれずに歯がゆいうえ、ベテラン社員に教育工数が多くのしかかっていました。
動画マニュアルtebikiを導入し、新人研修資料や既存の手順書や新たな機械の操作マニュアルなどを移行させてみると、1日がかりで作成していたマニュアルが半日以下の時間で作成できるように。また、紙のマニュアルではわかりづらかったヒト・モノ・機械の動きが伝わりやすくなり、現場での作業効率が目に見えて向上しました。ベテラン社員に電話で確認することも減り、機会損失の大幅削減にもつながっています。
地下での作業が多いため、電波が届かない場所でもtebikiなら閲覧できる点でも重宝しており、開発業務から現地でのメンテナンス作業まで、あらゆる技術の「百科事典」となっています。
施設次第で工法が異なる難しい現場でどのように動画マニュアルを活用できているのか、詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください。
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水道メンテナンス業の動画マニュアル導入事例 |下水道トータルメンテナンス業務が大幅効率化!現場で使える「技術動画の百科事典」を実現
まとめ
建設業の人に向けて、動画マニュアルの必要性や、現場の負担なく動画マニュアルを運用する方法を解説しました。
建設業では、安全管理や品質管理、施工管理のために数多くのマニュアルや作業手順書がありますが、内容の更新や差し替えには手間がかかるため、情報が古くなってしまいがちです。動画マニュアルは、更新に手間がかからず効率的な運用ができる上、人やモノ、機械の動きがある業務をわかりやすく伝えられるため、導入を検討してみてはいかがでしょう。
社内で動画マニュアルを内製できるツール『tebiki』はスマートフォンで動画を撮りアップロードするだけでマニュアルが作成できる簡単さが魅力であり、膨大なマニュアルを有する建設業に適していると言えます。ぜひ動画マニュアルを導入する際には、tebikiをご活用ください。
今すぐクラウド動画教育システムtebiki を使ってみたい方は、デモ・トライアル申し込みフォームからお試しください。