2024.4.8 動画マニュアルの作り方

【事例付】製造業における動画マニュアルの「メリット」とは?

tebikiサポートチーム
執筆者:tebikiサポートチーム

製造/物流/サービス/小売業など、数々の現場で動画教育システムを導入してきたノウハウをご提供します。

製造業では、手や機械を動かしてものづくりを行います。「動き」は文字で説明するより動画で見た方がわかりやすいものですが、紙のマニュアルや作業手順書を使っている企業がまだまだ多いのではないでしょうか。

この記事では、製造業における動画マニュアルの必要性や、製造業に適した動画マニュアルの作り方をご紹介します。また、動画マニュアルを社内で簡単に作成できるツールや動画マニュアルの導入事例もご紹介していますので、紙のマニュアルに課題を感じている企業の方に参考にしていただければ幸いです。

「製造業の現場教育で動画マニュアルを活用すべき理由」については、以下の資料でもわかりやすく解説しています。PDFファイルになっていますので、現場の人にも共有したいという場合はこちらの資料をダウンロードしてご活用ください。

目次

製造業における動画マニュアルの必要性

製造業の現場は、人手不足などの理由からマニュアルや作業手順書のデジタル化が進みにくいと言われています。そのため、いまだに紙のマニュアルや作業手順書を用いながらも、人材育成のほとんどはOJTに頼る……といった状況ではありませんか? しかし、業務の中で「動き」が多い製造業こそ、紙のマニュアルから動画マニュアルへ変更すると効果が表れやすいのです。

ここでは、「紙マニュアルの課題」や「製造業特有の動画マニュアルのメリット」を説明します。

紙のマニュアルの運用上の課題

製造業において、紙のマニュアルでは動きのあるコツやノウハウを伝えにくいだけでなく、運用上の課題もあります。ここでは、以下の紙マニュアルの主な課題を5つご紹介します。

  • どこにマニュアルがあるか分かりにくい
  • 情報の更新が手間となり、更新が遅れる
  • 紙を印刷するコストと工数が発生する
  • 紙の消費によって環境負担がかかる
  • マニュアルの保管に場所が取られる

 

課題① どこにマニュアルがあるか分かりにくい

紙マニュアルは、パソコン上で管理しているマニュアルとは異なり、検索ができないため、見たいマニュアルがすぐに見つからないという状況に陥りがちです。その結果、マニュアルが形骸化するケースが多々あります。どんなに綺麗に整理されていたとしても、マニュアルの本数が増えれば、探すのはそれだけ困難になってしまいます。

課題② 情報の更新が手間となり、更新が遅れる

現場で活用されるマニュアルを運用するには、内容の更新が必要不可欠です。しかし、紙のマニュアルを差し替えるのは手間がかかるため、忙しい現場では更新が遅れがちになることがあります。

 

課題③ 紙を印刷するコストと工数が発生する

紙マニュアルの印刷にかかる主なコストは以下の通りです。

  • インク代
  • 印刷用紙代
  • 製本代 など


インクや印刷用紙は、近年相次いで値上げが続いており、紙マニュアルを整備するコストも上がってきています。
また、運搬(配送)/差し替えなどには人的コストがかかります。全工場で共通で使うマニュアルなど、規模が大きければ大きいほどコストや手間が大きくなるでしょう。

 

課題④ 紙の消費によって環境負担がかかる

紙の生産/印刷の工程などの複数の要因によって、環境に悪影響を与える可能性があります。そのため、多数の紙やインクを必要とする紙マニュアルは、環境負担が大きいと言えるでしょう。

▼紙の消費がもたらす環境負担▼

紙の生産

・紙は木材を原料として製造されるため、森林破壊や生態系へ影響がある
・紙の製造に水やエネルギーが必要であるため、資源の消費と排出される廃棄物が環境に負荷を与える

印刷

・印刷には、インクやトナーなどの化学物質が使用されるため、大気や水質汚染に寄与する可能性がある

 

課題⑤ マニュアルの保管に場所が取られる

紙のマニュアルは、保管場所が必要になります。製品の種類や工程が多いほどマニュアルも多く、大きな空間を必要とします。「空間=コスト」であるため、原価計算に関わる要素となります。

 

製造業特有の動画マニュアルの「メリット」

製造業で動画マニュアルを活用すると、さまざまなメリットが想定できます。主なメリットは、以下の5つです。

  • 3次元的な動きを伝えられる
  • 教育内容のバラつきをなくせる
  • 使用言語が異なっても、内容を理解しやすい
  • マニュアル作成工数/コストを削減できる
  • 作業内容を復習しやすい


動画マニュアルの一般的なメリットや活用例を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▼関連記事▼
動画マニュアルのメリットとデメリットは?事例から学ぶ導入の効果 

 

メリット① 文字や写真で表現できない3次元的な動きを伝えられる

視覚的に学習できる動画マニュアルは、動きを伴う業務が多い製造業向きと言えます。

 

製造業では、組み立て作業/機械操作/検品作業などの動きを伴う業務が多々あります。動きを伴う業務を文書ベースで伝えるには限界がありますが、動画マニュアルであれば「動きをそのまま伝えられる」のです。そのため、属人化しやすい高度な技術の継承も動画であればできるでしょう。

メリット② 教育内容のバラつきをなくせる

動きのノウハウは、人によって理解が異なります。たとえば「カタカタ音がなくなるまで削る」という動きの場合、「なくなるまで」の解釈が人によって異なり、作業品質のバラつきが生まれる原因となります。

動画マニュアルであれば解釈の幅がないため、作業品質のバラつきを解消できるでしょう。さらに、「指導者によって言っていることが違う」という事態も防げます。

メリット③ 使用言語が異なっても、内容を理解しやすい

製造業では、外国人従業員を採用している企業も少なくないでしょう。使用言語の差から、外国人従業員に動作を正確に伝えるのは難しいですよね。

しかし、動画マニュアルであれば、動きを見ればやるべきことがわかります。さらに、ツールによっては翻訳機能が搭載しているため、翻訳の手間を削減できるケースもあります。

 

動画マニュアルによって外国人従業員への教育課題を解決できた事例は以下をご覧ください。

 

メリット④ マニュアル作成工数を減らし、コスト削減できる

製造業の現場は、万年人手不足が問題として挙げられます。そのため、マニュアルを整備している時間や人手が足りず、いつまで経ってもOJT頼りの教育体制になっている企業が多いです。

動画マニュアルであれば、いつもの業務の様子を撮影するだけで、ほぼ動画マニュアルが完成! 動画編集は難しいと敬遠する方も多いかと思いますが、動画作成ツールの使用により「紙マニュアルの1/3の工数で作成できた」という企業事例もあるため、マニュアル作成の工数削減のためにも動画の導入はおすすめです。

メリット⑤ 作業内容を復習しやすい

紙のマニュアルを読みOJTを受けても、1度聞いただけではなかなか動きのある業務を習得するのは難しいものです。復習したくても、何度も先輩に聞くのはためらってしまうという方も少なくないでしょう。

動画マニュアルであれば、自分のペースで何度も繰り返し閲覧できるため、教わったことをしっかり復習でき、習得が早くなります。

製造業の場合、どんな動画マニュアルを作ればいい?

製造業における動画マニュアルの有効性は理解いただけたかと思いますが、実際にどのような動画マニュアルを作れば良いかわかりませんよね。ここでは、作成のポイントや実際に使われている動画マニュアルのサンプルをご紹介します。

作業手順書の代わりとなる動画マニュアルがおすすめ

製造業特有の動画マニュアルの「メリット」』でもお伝えしたように、動画マニュアルは動きを伝えるのが得意です。そのため、複数の工程がある作業手順を動画化すると良いでしょう。

▼企業で活用されている動画マニュアルサンプル▼
(音量にご注意ください)

 

作業者に見てもらえる動画マニュアル作成のポイント

作業を行う人に積極的に視聴してもらえる動画マニュアルを作るための、代表的なポイントを3つご紹介します。より詳しく動画マニュアル作りのポイントを知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

▼関連記事▼
失敗しない動画マニュアルを誰でも簡単に作成する6つのポイント、作成手順や活用事例集 

 

動画は短く、1分ほどに仕上げる

長い動画を作成しても「情報量が多く誰も見てくれない」「撮影や編集大変」というデメリットがあるため、動画マニュアルは、短く1分程度に仕上げるのがおすすめです。

字幕や記号を挿入するなどの工夫をすると、1分でもかなり多くの情報を伝えられます。

あえてNG例も動画化する

標準的な作業内容を伝えるのが、マニュアルの役割です。NG例も盛り込むことで、OK例との比較ができ、理解が深まります。

見栄えにこだわりすぎない

たとえば、カメラの構図をもっとかっこよくしようと何回も撮り直しをしたり、作業場が汚れているからと周辺の清掃に時間をかけたりすると時間がかかり過ぎてしまいます。

動画マニュアルの目的は、綺麗な映像を見せることではありません。見栄えにこだわるよりも、「作業者の手元がしっかり撮れているか」「使用者が理解しやすいか」に重きをおいて作成しましょう。

製造業で実際に使っている動画マニュアルのサンプルとは?

製造業社が実際に作成し、業務で活用している動画マニュアルをもっと見てみましょう! 以下のページでは、製造業5社のサンプル動画17本/食品製造業4社のサンプル動画10本を視聴できます。

▼関連記事▼
【業界別26社】動画マニュアルの事例とサンプルを多数ご紹介!参考ポイントや作り方も解説

【無料】動画マニュアルの作り方

「動画マニュアルを導入してみたいけど、まずはお金をかけずに無料で作成したい……」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、外注ではなく自社で作る手順や無料で使えるソフトやアプリなどをご紹介します。

動画マニュアルを無料で作る手順

動画マニュアルを自社で内製する場合、次の8つのステップで作成できます。

  1. 作成する目的/ゴールなど目標設定を明確にする
  2. 活用シーンを5W1Hで整理する
  3. 動画マニュアル化する業務の優先度をつける
  4. 動画マニュアルの構成案/台本を作成する
  5. 必要な機材を準備する
  6. 動画を撮影する
  7. 動画を編集する
  8. 作成した動画を一元管理する


Microsoftのパワーポイントに作成した動画を埋め込んで、現場で共有することも可能です。パワーポイントを活用すると、文字/写真/動画が揃ったわかりやすいマニュアルになるでしょう。次の記事で、動画マニュアル作成の各手順をさらに詳しく説明していますので、参考にしてください。

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失敗しない動画マニュアルを誰でも簡単に作成する6つのポイント、作成手順や活用事例集 

 

WindowsでもOK!無料で使える動画マニュアルの作成ソフトやアプリ

「動画編集=Mac」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、もちろんWindowsでも使える動画編集ソフトはあります。ここでは、無料で使える動画マニュアル作成ソフト/アプリのうち、Windowsパソコンでも使用できるものをご紹介します。

動画マニュアル作成ソフトの選び方や、有料で使える動画マニュアル作成ソフトについては、以下の記事もご覧ください。有料ソフトでも無料トライアルを体験できるソフトが多いので、お試しで使ってみるのも良いでしょう。

▼関連記事▼
【2024年版】動画マニュアル作成ソフト10選を比較!選び方、活用事例やサンプルも解説

 

PowerDirector 365

初心者でも手軽に始められるPowerDirector 365は、最新のAI技術や機能が豊富でプロ動画編集者の満足度も高いソフトです。

Openshot

トリミングやスライス作業がスピーディにできるOpenshotは、再生速度変更など使い勝手がよく、さらにオープンソースなのでニーズに合わせてプログラムを適用できるソフトです。

VideoPad

ドラッグアンドドロップ機能で直感的な編集操作ができるVideoPadは、さまざまなエフェクトが使える一方でシンプルさもあり使いやすいソフトです。

【有料】動画制作会社へマニュアル作成を頼む場合

これまでご紹介したのは動画マニュアルの編集ソフトを使って社内で作成する方法ですが、動画制作会社へ外注する方法もあります。費用や流れをご紹介します。

動画マニュアルを外注したら、どのくらい費用がかかる?

動画マニュアルを外注する場合、価格のプランは10万円台〜/高額のプランは50万円台〜が相場となっています。

外注費の大まかな内容は、企画構成費用/撮影費用/編集費用となります。費用の多くを占めるのは、プランナー/撮影や編集/ナレーションなどの人件費です。

動画マニュアルを制作会社へ依頼する流れ

動画マニュアルを動画制作会社へ依頼する流れは、会社によって異なりますが大まかには次のようになります。

  1. 見積り~契約
  2. 計画の立案
  3. 業務内容の説明
  4. シナリオ/コンテ制作
  5. 撮影
  6. 編集
  7. 指定フォーマットへの書き出し~納品
  8. 完成動画の内容の確認(必要があれば修正)


依頼者の主な作業としては、撮影の計画を一緒に作成し、業務について説明/完成した動画マニュアルの確認/修正依頼です。次の記事で、「動画マニュアルを内製した場合」と「外注した場合」の費用相場や外注の流れなどを詳しく紹介しているので、外注希望の方はぜひ参考にしてください。

▼関連記事▼
動画マニュアルを製作する費用相場は?費用を抑える方法も解説【2024年版】

動画マニュアルは外注より内製がおすすめ

制作会社への外注は、台本作りや撮影/編集など1番手間がかかる部分を依頼できるため、費用さえ用意できれば効率的に思えますが、あまりおすすめできません。その主な理由を解説します。

次の記事では、動画マニュアルを外注するデメリットについてさらに詳しく説明しています。外注するか内製するか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてください。

▼関連記事▼
動画マニュアルの制作は内製と外注/代行どちらがオススメ?

外注をおすすめしない理由

作業者以外は作業のコツを「正しく」伝えられないから

作業者以外の人が、「作業の詳細」や「経験に基づくノウハウ」を理解するのは難しいです。そのため、制作会社と入念に打ち合わせをしても、マニュアル化したい内容を完璧に動画で表現できる可能性は低いでしょう。

動画マニュアルが「実際に役立つ」までには改善が必要だから

マニュアルは、作成後に何度か改善を重ねて「実際に現場で活用できるもの」に育てる必要があります。たとえ動画制作のプロが作ったとしても、わかりにくい場合は改善が必要です。

作業手順に変更があった場合、「追加コスト」が発生するから

作業手順の変更などは、折に触れて発生します。作業手順の変更に伴いマニュアルも変更する必要がありますが、外注の場合は変更作業に追加コストが発生する場合があります。

その結果、「コストがかかるならマニュアルはこのままで、OJTで説明しよう」となり、せっかく外注しても使われない動画マニュアルになる恐れがあります。

製造業こそ、動画マニュアルは社内で作るのが良し◎

作業のコツを正しく伝達し、改善や変更に自社で対応するためにも、動画マニュアルを社内で作成するのが望ましいです。

とくに製造業の場合、カンコツを伝えにくい/作業手順の変更がたびたび起こるという性質があるため、内製化がおすすめです。未経験者が配属されたときにOJTの代わりとして役立つよう、動画マニュアルは「今すぐ使える」最新の状態にしておきたいものです。

動画マニュアルは作って終わりではない

動画に限らずマニュアルは「作り終えることがゴール」ではなく、現場で活用して業務改善させるのが目的です。そのため、マニュアルの整備や推進を担当する方は、マニュアルの運用方法/管理方法までしっかり考える必要があります。次に『運用されない動画マニュアルの共通点』を紹介するので、反面教師の例として学びましょう。

また、以下の記事には、現場で活用されるマニュアルの整備方法が詳細に書かれていますせっかく作った動画マニュアルを形骸化させないためにチェックしておきましょう。

▼関連記事▼
形骸化させないマニュアル整備の進め方は?活用される更新・運用方法を解説

 

運用されない動画マニュアルの共通点

動画の保管先が決まっておらず、見たいマニュアルが見つからない

社内で動画マニュアルの保管場所が決められておらず、ネットワークや社内ポータルサイト上のさまざまな場所に置いているケースです。マニュアルを検索しても見つからず、必要な時に閲覧や管理ができない状況になってしまいます。

特定のデバイスでしか再生できない

動画ファイルが重い/動画再生ソフトがインストールされていないなどで再生デバイスが制限されてしまうケースです。特定のデバイスでしか再生できないと使われなくなる恐れがあります。

情報が更新されていない

動画マニュアルを作成して以降、情報を更新していないケースです。更新の担当者やタイミングを決めていないと、古い情報のままになり、マニュアルが使われないどころか、誤った手順による品質不良を発生させる原因になります。

誰でもかんたんに動画マニュアルの作成~運用をするなら「tebiki」がおすすめ

自社で動画マニュアルを作り、適切な運用も行う体制を構築するには、動画マニュアル作成ツールの活用が効率的かつ効果的です。ツールにはさまざまなものがありますが、動画マニュアル作成ツール『tebiki』はとくに製造業におすすめのツールです。その理由を5つご紹介します。

▼動画マニュアル作成ツール「tebiki」紹介動画▼

 

とにかく使いやすくて、動画作成がかんたん

撮影はスマートフォンなどで撮るだけ、編集は字幕自動生成機能などのサポートを使うだけ。動画編集の経験がない方でも、tebikiを触ったその日から直感的に動画マニュアルを作成できます。

とくに、製造業で働く人の中には、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな方もいらっしゃるでしょう。tebikiはそのような方でも簡単に動画の編集/閲覧が可能です。

自動翻訳機能があるから、外国人作業者も理解できる

ボタン1つで100カ国語以上の言語へ自動翻訳する機能があり、外国人作業者のために翻訳する作業はゼロ。日本語での動画を作成するだけで外国語対応の動画にもなり、翻訳のタイムラグなく活用できます。

オフライン再生もできるので、電波がつながりにくい場所でも使用OK

作成した動画マニュアルは、オフライン環境でも再生ができます。電波が届きにくい工場や研究所内でもマニュアルを閲覧できるため、製造業の方に好評です。

ファイル名/説明文/タグなどから、見たい動画をすぐ検索できる

tebikiの動画マニュアルは、クラウドに一括保存されるためマニュアルがそこら中に散見しません。

また、ファイル名(マニュアル名)/説明文/タグ/作成者などから自由にキーワード検索できるため、見たいマニュアルを即座に発見できます。

レポート機能により、誰が見たか/できるようになったかが一目瞭然

動画マニュアルの閲覧状況を確認できるレポート機能があるため、一人ひとりの動画閲覧状況や閲覧頻度を把握できます。見た動画の種類や閲覧時間、頻度などによって学習状況が可視化され、業務習熟度のチェックや取り組み姿勢の評価に活用することも可能です。

製造業で動画マニュアルtebikiを導入した事例3選

製造業で動画マニュアルtebikiを導入し、課題の解決や導入効果の実現を得た企業の事例を3社ご紹介します。製造業以外の導入事例も読みたい方は、さまざまな業種の事例が一冊にまとまっている以下の事例集をご覧ください。

 

高度な技能も動画ならわかりやすく伝えられる:新日本工機株式会社

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:新日本工機株式会社様▼


工作機械を中心とした製造販売を行う新日本工機株式会社は、国内の生産工場のほか、海外にも拠点を有しています。お客様のニーズに応えられる製品づくりのために人材育成に注力し、『人が育つ環境づくり』を目指すものの
作業の標準化が追い付いていない課題があり、標準化プロジェクトに取り組みました。

そこで、業務の標準化と翻訳作業の省力化のため動画マニュアルtebikiを導入。紙マニュアルのときと比べて、効果的かつ効率的にマニュアル整備が進み、導入1年で1,500本以上の動画マニュアルを作成し、作業要領書だけでなく、保守/点検作業など多種類の作業のマニュアル化が実現しました。作成が容易にできただけではなく、動画に置き換えたことで作業品質も安定するようになったそうです。

さらに、自動翻訳機能により外国語への翻訳工数がゼロに。海外の作業者にリアルタイムで正確な作業内容を伝達できるようになりました。

新日本工機株式会社が動画マニュアルtebiki導入によって得られた効果について、詳しくは次の記事をご覧ください。

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人が育つ環境づくりとして動画マニュアルtebikiを活用。技術の蓄積と作業品質の安定を実現

 

製品不良の多発状態から一転!標準化により品質向上:児玉化学工業株式会社

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:児玉化学工業株式会社様▼


合成樹脂加工や産業機器の製造を行う児玉化学工業株式会社は、主に自動車/住宅設備/ゲーム機の製品製造を行っています。紙の手順書はある程度整備されているものの大事なコツが伝えきれず、製品不良が発生。紙マニュアルの課題を解決すべくさまざまな動画サービスを調べたものの、編集が難しそうで断念していました。

「簡単さ」と「クラウド型」であることに魅力を感じて、動画マニュアルtebikiを導入したところ、文章を考え文字を打ち込むよりも「しゃべれば終わる」マニュアル作りによって、手順書作成の工数は紙の時の1/3まで削減。また、現場には外国人が多く、スペイン語/ポルトガル語/中国語/ベトナム語など多数の言語が行き交いますが、手順書翻訳の手間なくそれぞれの言語で業務を理解してもらえるようになりました。

これまで手順書がなかった業務についても動画マニュアルを整備でき、「暗黙の了解」「慣例」といった伝えにくいコツも伝えられています

動画マニュアルを普及させる方法や動画作りの様子については、次の記事でご覧いただけます。

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製造業の動画マニュアル導入事例 | 工場の作業手順や異常処置、安全指導を動画で作成。手順書作成の工数は紙の1/3に。自動翻訳で外国人教育にも活用


動画マニュアル作成時間を75%まで削減:タマムラデリカ株式会社

▼動画マニュアル『tebiki』導入事例インタビュー:タマムラデリカ株式会社様▼

 

大手コンビニエンスストアの食品を製造するタマムラデリカ株式会社は、北関東に4つの工場を持ち、お客様に喜ばれるおいしくて安全な商品を提供しています。お客様の期待に応え続けるためには、従業員の練度を高水準に保つことが重要ですが、従来の紙マニュアルでは細かい動作やコツのニュアンスを伝えられず、だんだんマニュアルを使わなくなってしまっていました。また、マニュアルの多言語化のためにgoogle翻訳を使っていましたが、負担が大きかったそうです。

そこで、自社で動画マニュアルを作成してみたものの、保管や共有が思うようにできず断念……。課題を解決しながらも簡単に作成できるツールを探している中で、tebikiが該当し導入いただけることに。その結果、作成時間が大幅に短縮/多言語翻訳が一瞬で可能になり、ルールの標準化につながりミスを削減できました。

動画マニュアル作りに役立ったtebikiの便利な機能や内製化の挫折経験などについては、次の記事で詳しくご覧いただけます。

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動画マニュアル作成時間が75%削減!教育体制を強化し、お客様に喜ばれる商品を提供したい

まとめ

製造業の多忙な現場では、従来の紙マニュアルやOJTによる人材育成が主になりがちですが、製造業こそ動画マニュアルを導入し、マニュアル作成の手間の削減や教育内容のバラつき解消につなげていくことをおすすめします。

動画マニュアルの作成は制作会社へ外注もできますが、社内で内製する方がコツを伝えやすく運用もしやすいマニュアルになります。社内で作成する際は、簡単に作成でき外国語への翻訳も可能な動画マニュアル作成ツール『tebiki』をぜひご活用ください。

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