執筆者:tebikiサポートチーム
製造/物流/サービス/小売業など、数々の現場で動画教育システムを導入してきたノウハウをご提供します。
Google社が開発したGoogleスライドは、ブラウザで起動すればWindowsでもMacでも気にせず使えることからプレゼンソフトとしてパワーポイントの代わりにGoogleスライドを使う人もいるでしょう。また、GoogleスライドとWindows10にデフォルトで入っているゲームバー(正式名称:Xbox Game Bar)というソフトを使うことで、動画マニュアルもかんたんに作成できます。その方法についてGoogleスライドの画面を交えながら詳しく解説します。また本記事ではWindowsでGoogleスライドを使った手順を解説します。
これから動画マニュアルの作成に取り掛かる方は、作成する手順やポイントをまとめた「失敗しない動画マニュアルを誰でも簡単に作成する6つのポイント」か、基礎知識や作成ノウハウを凝縮した以下の『はじめての動画マニュアル作成ガイド』をご活用ください。
目次
Googleスライドを動画マニュアル化する手順
Googleスライドから直接動画に変換する機能はありませんが、画面録画機能を利用することで動画マニュアル化することができます。その手順は以下のとおりです。
1.Googleスライドを用意する
2.プレゼンテーションを開始する
3.キャプチャを起動する
4.画面録画を開始する
5.スライドの操作とナレーション録音をする
6.画面録画した動画を確認する
1.Googleスライドを用意する
まず、動画マニュアル化させるGoogleスライドを用意します。
2.プレゼンテーションを開始する
ページ右上の「プレゼンテーションを開始」をクリックします。
スライドが全画面表示されていることを確認します。
3. キャプチャを起動する
■Windows10の場合
ショートカットキーの「Windows」+「G」でゲームバーを起動すると、画面録画ができるキャプチャ機能が使えます。
参考:ゲームバー(Game DVR)を使ってWindows PCで画面録画する方法
■Windows10ではない場合
フリーの動画キャプチャソフトをインストールする必要があります。以下に具体例がありますので参考にしてみてください。
参考:Windowsの画面録画(動画キャプチャ)方法:パソコン操作説明に使える無料ソフト
4.画面録画を開始する
「録画を開始」ボタンをクリックすることで、録画が開始されます。ボタンをクリックした瞬間に録画が開始されるのと、マウスのカーソルも録画されてしまうので注意しましょう。
プレゼンテーション画面に戻り、録画が開始されていることを確認します。
また、口頭説明を加えてプレゼンテーションとして録画したい場合は、USBマイクやヘッドセットを準備しておき、スライドに合わせて発表者の口頭説明を付け加えることで、プレゼンテーションを録画することができます。
5.スライドの操作とナレーション録音をする
録画をスタートさせたら、スライド操作や録音を進めます。プレゼンテーションが終了したら、最後に「録画を停止」をクリックし、スライドショーを終了させます。
最後のスライドを終了させる際は、数秒間「無音」の状態するのがおすすめです。そうすることで、突然ビデオが終了してしまうことを防止できます。
6. 画面録画した動画を確認する
画面録画データは、出力先を変更していなければ、「PC」>「ビデオ」>「キャプチャ」に保存されます。
Googleスライドで説明した様子を動画マニュアル化する手順
Googleスライドを利用して研修をする予定だったものの、社会情勢などによりオンラインで研修することになったという場合など、スライド画面と説明の様子を動画マニュアルにしておくこともできます。その場合はZoom会議がおすすめです。Zoom会議でGoogleスライドを使って説明を行い、それを録画して「動画マニュアル」としておけば、参加出来なかった人も後から見ることが出来ます。
簡単な流れは以下のとおりです。
1.Zoom会議を開始する
2.レコーディングで録画を開始する
3.画面共有でプレゼンを開始する
4.終了後、動画ファイルを作成する
以下は、パワーポイントの場合の手順ですが、資料はGoogleスライドに置き換えて使ってください。
参考:Zoomを活用してパワーポイントのプレゼンを録画する方法
撮影した動画をGoogleスライドに挿入する手順
Googleスライド自体を動画化させるだけでなく、Googleスライドのスライド内に「撮影した動画」を挿入することも可能です。具体的な手順は以下になります。
手順1 メニューの「挿入」から「動画」をクリック
手順2 「Googleドライブ」をクリック
手順3 「マイドライブ」から挿入したい動画を選び「選択」をクリック、スライド内に動画がアップロードされる
YouTubeの動画をGoogleスライドに挿入する手順
GoogleスライドにはYouTubeの動画も挿入することができます。
手順1 YouTubeを開いて動画を検索(例として「カフェ ミュージック」で検索)
手順2 挿入したい動画のサムネイルをクリックし、画面上部のURLをコピー
手順3 Googleスライドで、「挿入」から「動画」をクリック
手順4 YouTubeのURL入力画面が表示されるので、YouTubeの動画URLをペースト、表示された動画を選択し「選択」をクリック
手順5 スライド内に動画が表示されるので、自由にサイズや位置を調整
Googleスライドで制作した動画マニュアルにBGMを設定する手順
Googleスライドに直接BGMをつける機能はありませんが、ビデオ化した動画マニュアルにWindowsフォトでBGMを追加することができます。
Windowsフォトを利用方法は以下に説明がありますのでご確認ください。
Googleスライドを動画マニュアル化するポイントまとめ
本記事では、Googleスライドを動画マニュアル化する手順ついて以下のポイントを中心にお伝えしました。
・Googleスライドのプレゼンテーションは画面録画機能で動画マニュアルが作成できる
・音声ナレーションを挿入する際はUSBマイクやヘッドセットを接続する
・オンライン研修の様子は「Zoom」を使うことで動画マニュアルとしても使える
・Googleスライド内に動画の挿入もできる
・Windowsフォトを使えばBGMも挿入できる
※実際に画面録画機能を利用してGoogleスライドをビデオ化した動画です。参考にしてみてください。
ぜひ本記事の内容を、自社の動画マニュアル作成にお役立てください。
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