2020.11.28 新人教育の教え方

eラーニングとは:定義、LMSとの違い、実務に役立たないと思われている理由など

貴山 敬
執筆者:貴山 敬

動画教育システムtebikiを提供するピナクルズ株式会社代表取締役。元食品工場長、ISO9001導入責任者。現場の使いやすさを1番に考えてサービス開発しています。

弊社は「現場向け動画マニュアルシステム tebiki 」を提供しています。クラウド型の現場教育システムであるtebikiは「eラーニング」の一種だと言えますが、様々なお客様とお話していると、eラーニングの定義は人によってかなり幅があることがわかります。

これまで現場教育システムを数々の現場に導入した得た知見をベースに、本記事では、eラーニングとは何か、多くの人が持つ印象、LMSとの違いなどを解説します。

 

目次

eラーニングとは

eラーニングとは、「主にインターネットを活用した学習システム」のことです。

※e-learning/e-ラーニング/イーラーニングなどと書かれることもありますが、「eラーニング」という記載が一般的です。

紙やCD-ROMではなく、オンラインでコンテンツを配布することで、

・コンテンツの配布と更新が容易
・学習状況を把握できる
・場所を選ばない

といった利点があります。

LMSとは

LMSとは、Learning Management Systemの略で、学習コンテンツを効果的に作成/更新し、対象ユーザーの学習状況を進捗管理できる「学習管理システム」のことです。

eラーニングの中核機能となりますが、eラーニングシステムそのものとも言えるため、用語としては一般にはあまり普及していません。

「eラーニングは役に立たない」という印象はどこから来るのか

弊社のお客様とお話していると、 「eラーニングは実務に役立たない」というネガティブな印象を持っている人が多いことに気づきます。

よくある社員研修で使われるeラーニングの内容は、コンプライアンス/XXXハラスメント/ISOなど、日常業務に直結しない内容をパワーポイントのスライドで一通り閲覧した後、最後にクイズに回答して100点になると合格、というものです。また、パソコンでの閲覧を前提としていて、スマホでは使えないeラーニングシステムも多いです。

会社として必要な教育ではあるものの、現場からeラーニングの評判が悪いのは、業務改善に使える教材ではないからだと言えます。業務改善に役立つ教材にするためには、実際の業務ノウハウを理解している社内メンバーが作り込む必要がありますが、eラーニングコンテンツを自分たちでかんたんに作成できるLMSがなかったから、一般常識に近い内容しかeラーニングにのせられなかったという見方もできると思います。

現場のレベルアップに直結する動画eラーニングシステム

サービス/製造/物流/介護/飲食/営業などの幅広い業界・業種に向けて動画を使ったeラーニングシステムが tebiki です。
※動画を使った現場教育の利点については、「動画マニュアルのメリットとデメリットを徹底解説」もご参照ください。

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